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{完結済み}~とある少女の終末放浪記~  作者: 猫こんた
プロローグ

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30話 メカトロンの起源

私はレイのそばにいた、そしてこんなことを話し始めた。

「……メカトロンの事、聞きたいのね」

「どうしてわかったの?」

「聞きたそうにしてたから」

そう言ってメカトロンの起源について、話し始めた。

「メカトロンはね、月から来てるのよ」

「月から……月に文明があるのか!?」

「あると聞いたことがある、そして私たちみたいにピッチリスーツを着せたのは政府の誰か……そこは思い出せてない」

「そうなのね、でもメカトロンは月からやってくるって事でいいのよね?」

「そうとは限らないの、最近瞬間移動装置ができたという話が私たちの間で有名だったの、それで送ってきているのかも」

「瞬間移動装置……へぇ」

「覚えてるのはそこだけなの」

「そうか」

「捨てないで」

「捨てないよ、どうせ、バンカーから出たとしても、どこも受け入れてくれないのだから」

そう言って私は隣が騒がしい事に気が付いた。

「……かるの部屋か、注意してくる」

私はかるの家のドア前に立った。

「すまんが声のトーンを下げてくれ、近所迷惑だ」

するとドアが勢いよく開き、私の顔にしっかりとクリーンヒットした。

「あら、ごめんね~」

「フローズンか……ごめんね、ママが」

どうやらドアを開けたのはかるのママだそうだ。

「そう……か……」

「何かピクピクとしてるけど、どうかしたのかしら」

かるはため息をついた。

「ママが勢いよくドアを開けたから交通事故にあったんだろ」

「そうなの?」

そう言って私はかるの家に招かれた。

「はい、お茶」

「ママ、それ血とか入ってないよね?」

「どうしてそんなことを言うの?」

「自分の尿を私に飲ませたりしてたから」

「客人にはそんなひどい事、しないよぉ」

「なら我が子ならいいんかい!?」

そう言って私は前々から気になっていたものを質問に出した。

「あの犬の仮面、何ですか?」

「あれかぁ、あれを着けると昔の血が騒ぎまくるのよね」

「昔の血?」

「数日前の出来事を昔って言うなよ」

「いいじゃないのよ、それに、忘れ去りたいの、あの出来事は」

少し寂しそうな顔をしながらこう言った。

「でも、あの出来事が無かったらあの12人の出会いが無かった、いいのか悪いのか、分からないんだ」

「そうなんですね、そういえば前聞いたんですが、カジノで働いてるんですね」

「そうだけど、気になるの?でも未成年か」

「いいんじゃないの?ビジターとして招待したら」

「その策があったか、一旦私の職場に招待しよう」

そう言って何かを書き始めた。

「これ、ドアマンに止められたらこの紙を出したらいい、すんなりと通してくれるから」

そう言って紙を渡してくれた、書いてある内容は……INに横棒が入っている物だった。

「じゃ、明日、来てみてね」

「ママ、後で地上に上がってもいいかな」

「いいよ、だけど死なないでね」

「分かってるよ、それに、時止めを持ってるフローズンがいるから大丈夫だよ」

そうして地上に上がることになった、連れて行くメンバーはレイと倉敷だ、倉敷はちょっとめんどくさそうにしていたが、いいだろう。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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