113話 強奪
(そういえばレイが戦ってた電気を使う人はどうしたんだろう)
「ねぇ、戦法を伝える前に聞いておきたい、電気を使う人はどうした?」
「ああ、ドロドロの奴で拘束してある」
(ドロドロって何でも使えるね)
私はレイに一瞬で勝負が終わる戦法を伝えた。
「レイ、キサラギのレガリア、コピーできるか?」
「ああ、出来るさ、だが複雑すぎる、奴のレガリアは時止めだが、その他のレガリアを持ってるんだ。時間を稼いで」
「分かった、なら……行くぞ!キサラギ!」
私は奴が時を止めようとしたらリボルバーを撃つつもりでいた。
(やっぱりタイマンは……拳で語らないとな)
私はキサラギの方に走っていった。
(やっぱりみぞおちに拳を入れられたのかが効いてるな……だがセリアの一族はこの程度じゃ……止まらないんだ!)
「向かってくるのか、なら時よ止ま」
「分かってんだよそれは」
私はリボルバーをキサラギの手に撃ち込んだ、すると時止めがすぐに終わった。
「へぇ、時止めは手を使って発動するんだな!」
私はあえてキサラギの至近距離にいる理由はある、一つはレイがレガリアを解析させやすいようにしている、もう一つは拳じゃあないと、気が晴れないんだ。
「なんかトロいなぁ!!!」
私はキサラギのみぞおちに拳を食らわせた。これでお相子だ。
「って効いていなさそうだな、あれか?奪ったレガリアなのか?」
「ああ、そうだ……」
するとレイが私の前に立った。
「……触ればいいのな」
レイは一気にキサラギに近づいた、キサラギは時を止めようとしていたが私が手を撃った、もうキサラギの手はもうボロボロだ。
「捕まえたっ」
「やめろ……やめろォォォォ!!!」
レイはキサラギのレガリアと奪ってきたレガリアを強奪していき、キサラギの威勢が見た中で一番の落ち込み様だった。
「私の……絶頂が……」
「何言ってんだ、人のレガリアを奪ってきて……」
「理想を叶えるまで……死ねないのだぁ!!!」
するとキサラギの脳がこっちに飛んできた。
「ってグロ!?」
「させないよ」
上から声が聞こえてきた、上を向くとかるが伏黒に支えられて立っていた。
「なに……動かないだと……」
「私が止めたんだ、私のレガリアで……よかったよ、あの事件で……レガリアは成長した」
「……いいから元の体に戻れ馬鹿タレ」
私は脳を蹴り、キサラギの脳があった場所に見事に入った。そしてかるは私のそばに降りてきた
「やめてくれ……一緒に暮らした友じゃないか」
「友……?コロシアイを強制した野郎が?ふざけるな!!」
私は今までに見た事のないかるを見てあるものを渡した。
「……ナイフだ」
「ありがとう、だけどとどめはフローズンがやった方が」
「いいや、この因縁に終止符を打つんだ、私にはできないことだ」
そしてかるはキサラギに近づいて行った。
「このっ……来るな……」
「何が友だ……何が一緒に暮らしたんだ……お前が死ねば……15人は助かるんだ……だから……死んでくれ」
そして……かるは見事に腹から頭までナイフで掻っ捌いた。
「捻ってやるから気持ちよく死にな」
かるには返り血が美しいほどについていた。
(ああ……どうしてこんなことになるんだ……新世界まであと少し……だった……のに……)
そしてキサラギは静かに死んでいった。かるはナイフをキサラギの胸に置いた。
「……終わったよ」
「ああ……そうだな」
「ふぅ……疲れたよ……それで地上はどうするの?」
上から一つのロープが降りてきた。
「それに関しては問題ない、政府とB.A.T、そして大和組が連携をして最初は仮設住宅、最終的に元のような市街地に戻していく予定だ」
「そうなのね……いったんは……ハッピーエンドかな」
「いいや、違うぞレイ……」
私はロープを登っていった。
「……カサリーネは何処だ……どこにいるんだ」
私は通ってきた道を戻った。
「ねぇ、どうしたの?」
「……いったんついてきて」
私はレイと一緒にとある場所に向かった。
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