112話 地の底
私とキサラギは同時に時を止め、私は銃を撃った。
「時止めだと銃弾は飛ばない、そして私を外して撃っている。どうして撃つのだ?」
「へへっ、未来の通しだよバァカ」
私は飛び上がり、壁ジャンプをしながら銃を撃った。だがその弾は何処に向かうのかが……肝だ。
「ってそこから動かないのか、なら動かしてやんよ爺さんよぉ!」
「ならお前は婆さんかぁ!!」
私は天井を蹴ってキサラギに向かって殴りにかかった。
「ってマジでヤベー奴だなテメーは」
「ヤベー奴?普通に戦ってるだけだが」
私は奴に向かって走り出した、それと同時にお互いの時止めの時間が終わった。
「何!?」
私は撃った弾丸のほかに1発、私のリボルバーでは鳴らない発砲音が聞こえた。
「この老いぼれが……戦えないと思ったのか……セリアの娘さんよ」
「……組長か」
「ああ、けが人はすでにゲート前に移送してある」
「おいおい、この老人と戦えってなると私も舐められたものだ」
「老人か……老いぼれと言ったが……まだ52歳だ、まだまだ動けるんだよな」
すると急にキサラギが組長の目の前に現れた。
「なんだと!?」
「俺の名は!伏黒!茂だ!!」
そう言って拳を3発叩き込み、キサラギは上空に飛んでいった。
「とてつもない力だな……」
「ああ、俺のレガリア、それは空間を削ることだ、使い方によっては強いんだがな……未だ最大ポテンシャルを出せない」
「来るぞ!」
伏黒は空間を削って退避し、私は拳を叩きこんだ。
「オラァ!」
私の拳はキサラギの肩に当たった、そして私の腹が爆ぜるような感覚があった。
(これっ……みぞおちか!)
私は後ろに転げ、何とか時間を稼ごうとしていた。
「ガハッ……」
「どうしてよけなかったんだ?」
「私の後ろには……もっと人がいるんだ……」
「ほぉ……なら……お前のレガリアをもらおうか……」
キサラギは私の背中に触れた、その時、地面がパキっと割れ始めた。
「……これはどういう事なんだ?」
「忘れたのか?伏黒が撃った1発以外の弾の行方を!」
「まさか……」
どんどんミシミシと鳴り響く中、私は伏黒に引っ張られた。
「地面を崩すのか……」
「ああ、ここは宙に浮いてるんだ、だから地面の強度が終わってるんだ」
するとレイがやってきた。
「ってこれミシミシしてるー」
「今そこに近づいたらだめだ!」
レイがいらんことをしたから地面が落ちた。
「っておあぁぁ!?!?」
通路の一部が崩れ、私は下に落ちた。
「守るよー」
レイは私をお姫様抱っこをし、地面に降りた。
「……レイか」
「そうだ」
すると耳打ちでこんなことを言ってきた。
「キサラギのレガリアは人からレガリアを奪う」
そしてレイはドロドロとした何かを出した。
「これでドームを作る、外に出ようとしたら硬くなって動けなくなるよ」
「つまり……結界か」
「そういう事だね」
(奴を外に押し出す……ってことは無理そうだな……なら……)
私はレイにとある戦法を教えた。
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