107話 時間稼ぎ
だがこの数、時を止めたとしても裁き切れるか……
「フローズン一人でやっつけろと言っていないんだ、ほら、仲間たちが続々と来るよ」
後ろから一人、また一人と部屋に入ってきた。
「……そうか、なら、みんなでこのメカトロンたちをめちゃくちゃにしてやろうぜ!」
私は両手にリボルバーを持った。
(倉敷にかる……そして月宮がいろいろと武器を持ってきているな)
「さぁて、これが、最後の戦いだ」
私は早速時を止め、メカトロンを踏み台にしてキサラギの目の前に向かった。
「時は動き出す」
私はキサラギの脳天に銃弾を撃ち込もうとした、だが奴はこんなことを言った。
「同じタイプのレガリアか」
すると私の腹が蹴られたような痛みが走り、勢いよく天井に叩きつけられ、外に突き抜けていった。
「ハハハ!!!お前だけは殺してやる!時止めは二人いらないのだぁ!!!!」
月の重力は地球の6分の1、このまま重力圏を離れたらまずいと感じた私は月と反対の方向に向かって銃を撃った。
(ってこれまずいな)
どんどん月が離れていく、するとデサイアー2号がこっちに来た、そしてコックピットが開き、シェディが出てきた。
「これを!」
渡してきたのは酸素ボンベとヘルメット、そしてジェットパックだった。
「ありがとう!」
宇宙には空気が無い、この場面での酸素ボンベは助かるな!
「幸運を!そして君に勇気を!」
そう言ってシェディはデサイアー二号に乗り込み、私が飛び出していった穴に入って行った。
「フフフ……そんななまっちょろい武装でこの私がやっつけれるのか……見ものだな」
(一人で何とか出来るか……?)
そうして私とキサラギのラストバトルが始まった。
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