105話 君は……ここに置いて行く
フィウニパート→フローズンパート
カサリーネはフィウニたちと分断された場所に向かった。
「クソッ……爆弾があれば……!!」
「これは時止めでも動かせな……忘れてた……時よ止まれ!」
私は時を止めた、そして塞いでいる瓦礫を一気に通路に投げた。
「……時は動き出す」
腕にものすごい負荷がかかるが……時止め中には重さは無くなるんだよ!
「フローズン……あなた怪力なの?」
「いいや、時止め中は重さという概念が無くなるんだ」
「へぇ……そうなんだ……」
そうして陥没した通路に飛び降り、奥の部屋に向かった。
(カサリーネの様子が本当におかしい……なんだ?)
さっきからカサリーネは焦っているように見えて仕方なかった。
「フィウニ!ピッツォリ!無事か!?」
「ちょ……私は!?」
そうチェルモネは突っ込む、だがチェルモネは死なないだろうという安心感が漂っていて、もうほっておいてもいいだろうと空気は言っていた。
「……嘘だろ……」
カサリーネはその場に固まって動かなかった。そしてフィウニが膝をついて座り込んでいた。
「……これは……何も言えないな……」
頭には槍で貫かれたかのような傷、そして両腕と胸には酷いやけどがあった。
「……行くぞ、フィウニ」
「嫌だ!私は……私は一緒にピッツォリと一緒に……」
「……わかった、だがここにいる事は敵がもう知っているだろう、だから……ピッツォリはここに置いて行く」
「……何言ってるんだよ、どうしてリーダーはピッツォリに冷たいんだよッ!!」
「誰からも傷つけられない場所に……だが、戦いが終わったら……ピッツォリを連れていく……」
そう言ってカサリーネは崩れたマフラーを首に巻きなおした。
「……リーダー……裏表、反対ですよ」
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