104話 炎の誉れ
炎の槍を持った敵がこっちに近づいてきていた。
「……これはちょっとまずいね」
「そうだな……リーダーならどう切り抜けるんだろう」
「そうだな……逃げるだろうな、だが逃げ道はない……」
するとピッツォリが起き上がった。
「このままでは……死ねねーなぁ……」
ピッツォリの周りは炎に包まれた。
「……死なば……もろともだ……くたばりやがれ……!!」
するとピッツォリの心臓のあたりから炎の熱線が飛び出してきた。
「なんだと……!?」
「これが……最期の……レガリアだぜ……」
すると奴は抵抗しようと炎の槍を投げた、だが熱量ではピッツォリの方が上だ。
「焼き尽くせ……ストレンジ・フレア・スペシャル……!!」
「ば……馬鹿なぁ!!!」
奴の体がドロドロに溶け、熱線が消えるころには奴は炭どころか灰もなかった。
「ピッツォリ!大丈夫か!?」
私はピッツォリの元に駆け付けた、だがもう助からないと悟っていた。
「大丈夫だと思うのか……ごふっ……」
「喋るな……倉敷さんの元に向かうぞ」
「無駄だ……もう動けん……それに……力を使い果たしたんだ……悔いはねえよ……」
「でも……」
「仲間を思う気持ちは人一倍……あるようだな……だが……これから死にゆく人たちの……意思を忘れるんじゃねぇぞ……俺はお前にとっての……真っ赤に熱い……太陽だった……な……」
そしてピッツォリから熱が感じられなくなった。
「……なんで……こんな……こんなぁ!!!」
私はピッツォリの遺体を抱えながら静かに涙を流した。
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