103話 戦闘中の怒り
炎の柱が見えない何かを押し込んでいっているときに私は氷のメスを飛ばしていた。
(しかし、こりゃまずいな、このままだとこっちの体力が切れる、奴はレガリアを使っていない、もし万が一の場合……3人は死ぬ!)
私はアイスボールを奴にぶつけた、だが聞いていない様子だ。
「……もう限界だ」
「なら私が壁を作る!」
私は地面に手をつけ、壁を造り出した。
「……これで安心だな」
その氷の壁はパリンと割れ、私の投げたアイスボールがピッツォリの脇腹を抉った。
「ゴハッ……」
「大丈夫!?」
「大丈夫……」
奴のレガリアは一体何なんだ!?
「……クソッ……なら顔面に火柱をぶち込んでやるよぉぉ!!!」
ピッツォリが奴に駆け出し、炎の槍を手に持っていた。
(ピッツォリの苦手な事、それは怒ったら周りが見えなくなる事だ……まずいぞこれは……!?)
「ピッツォリ逃げろ!」
そう言う声が届かなく、ピッツォリの肩がスッパァンと切れていた。
「いてぇぇ!!!」
私はこっそりとピッツォリに冷気のスーツを纏わせた。
「痛みは全然ねぇなぁ!!!」
(この戦いに私も参戦したら……何かいけない気がする)
ピッツォリは本当に狂ったように炎の槍を投げて、投げて、投げまくっていた。
「どうやら……体力が切れたのはそっちの方だな……火葬してやんよ……」
そう言ってピッツォリは糸が切れたように倒れた、それに受けた炎の槍を奴は握った。
「……やらせるか!」
私は奴の肩を氷で凍らせた、だが炎の槍の熱で融かし、ピッツォリの頭に炎の槍をぶっ刺した。




