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第9話(AH1-9)

翌朝、俺はルナ村を出発することにした。

村長にはこれからも村の護衛としてとどまってくれないかと懇願されたが、そういうわけにもいかないので、ミッション達成のために、主人公のはじめの仲間になる魔導姫メアリの周辺を調査しに中級都市マーズへ向かう。


レベル上げをしながら、大好きなRPGの世界を楽しみながら、野宿で1泊2日の旅をへて中級都市マーズに到着した。


途中で倒したEランクモンスター角鶏の肉はとてもおいしかった。

RPGでは主人公たちが野宿時に食べており、“おいしい”の表記しかなかったが、実際に食べてみると元世界で食べるブランド鶏のような濃厚でぷりぷりとした肉と同じだった。

このために、もう一泊野宿してもよいとすら思ったぐらいだ。


氏名:白山アツシ

年齢:26歳

職業:リーダー

レベル:3

体力:50/50

魔力:30/30

知力:60

攻撃力:60

耐久力:50

素早さ:50

幸運:56

スキル:[ステータス・ウィンドウ],[言語翻訳]

魔法: [ファイヤ2]

*武器:鉄のショートソード

*防具:皮の鎧



この時点でレベル3。

俺のRPGやりこみ経験からして、レベル3あれば中級都市マーズではやっていけるはずだ。


中級都市マーズには賑やかな通りが1本あり、そこに武器屋、薬屋、宿、冒険者ギルド、酒場、教会がそろっている。

石畳のそれなりに広いメイン通りはにぎわっている。

人族が大半を占めているが、ときおり獣人族を見かける。


まずは、冒険者ギルドに冒険者登録をしに向かう。

ギルドは冒険者たちでにぎわっていた。


受付に並んで待つことしばし。

 受付嬢:「こんにちは、ご用件をたまわります」

目がクリっとして、かわいい感じだだ洩れの受付嬢のニコッとした笑顔にドキドキしてしまう。

 俺:「冒険者登録をお願いします」

 受付嬢:「では、こちらの用紙に記入し、お呼びしますのでしばらくおまちください」


俺は用紙に記入といっても、

氏名: ハクザン アツシ

出身地: ルナ村

を書くだけなので、すぐ終わった。

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