第88話 子飼リョウ視点(KO2-3)
大江カオリ譚 第2部 第3話
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<子飼リョウ視点2>
異世界を治める神々がいる。
その頂点におられるのが“大魔神ブラノス”様である。
そして、その配下に魔神たちがいる。
人界の呼び方でいうところの、
異世界ゼロを任されている 上位魔神リョシファー
異世界O-TC-531を任されている 上位魔神サタクロン
異世界O-TC-533を任されている 上位魔神アフディ
等である。
異世界は魔族のための世界、つまり魔界なのである。
魔界には大陸や島が点在しており、196のレジオにわかれている。
上位魔神リョシファーは、23のレジオを任されており、異世界ゼロと呼ばれているレジオ81に居城を構えている。
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私はリョシファーの姿に戻っている。
そして、ブラノス様とアフディとともに円卓を囲んでいる。
アフディの事後報告を聞きながら、白山アツシの尋常ならざる強さを、実感をもって知ることになった。
上位魔神最強と言われる私であっても、白山アツシと戦ったならば、無傷というわけにはいかないだろう。
私の部下であるバイシファー、レッゼル、グリアル、ブルファンからも報告は聞いていたが、白山アツシは想像以上のチートである。
サタクロンは怠け者なので、そこそこ手を抜いていたとは思うが・・・
アフディの事後報告が終わった。
ブラノス様は黙って目を閉じている。
そして、私に指示を出した。
大魔神ブラノス:「白山アツシを探れ」
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