第71話(SH2-7)
八王寺シュウ譚 第2部 第7話
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俺は、虎人王国の王都カンコで最新の魔族情報を集めていた。
4年間の内に、状況は大きく変化している。
魔王の東西南北を守る四大守護柱と呼ばれる聖魔がいる。
そのうち、2柱が大魔軍隊を引き連れて虎人王国に侵略を開始している。
そして、国境付近の要塞都市がいくつか陥落している。
王都カンコは物々しい雰囲気に包まれており、以前の陽気さは鳴りを潜めている。
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俺は何者かに尾行されているかもしれない。
いや、微かに違和感を感じるだけ・・・といえば、それだけなのだが。
どんなに些細なことでも、こういう違和感を放置していいことなどなにもない。
今、俺が決めることは
・逃げる
か
・対決する
かの2択だ。
このまま放置だけは、してはいけない。
俺は広場へ向かう。
やはり違和感は続いている。
ただ、隠れる場所のない見通しのよい広場に入ったところで、その違和感は消えた。
いったい・・・いつから監視されていたのだろうか・・・
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