第53話 白山アツシ視点(KO1-8)
大江カオリ譚 第1部 第8話
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<白山アツシ視点>
大江カオリさんに俺とシュウは呼び出しを受けた。
・・・なにかしたかなぁ
・・・ちょっと不安がよぎる
俺は気づかないうちになにかをしてしまっていることがあって、
ときどきシュウに注意を受けてきた。
でも、今回はシュウも一緒だから、俺単独のせいではないはず、と信じている!
カオリ:「お集まりいただきありがとうございます」
カオリ:「今日はおふたりが完了させた異世界ミッションについて、いくつか確認させていただきたいことがありまして」
そして、プロジェクタで床から天井まで壁一面に資料を映し出し、大江カオリさんのプレゼンが始まった。
画面が大きくて、迫力がすごい。
映像の世界に入ってしまったような、包まれた感覚がある。
大江カオリさんのプレゼンに吸い込まれていく自分がわかる。
・・・大江カオリさん・・・魔術師・・・?
プレゼンが終了したあとも、俺はまだフワフワしたような、まだ“プレゼンの映像世界の中”もとい“大江カオリの世界”にいるような。
もっとこの世界に居たかったというような残念さもある。
映画館で大画面で、高臨場感で、引き込まれる素晴らしいストーリーの映画を見終わったあとの高揚感と同じというか、そんな感じがある。
とりあえず、俺たちに異世界究明を手伝って欲しいということだと理解したので、がんばって訓練とミッションに励もう!
その中で、もしかしたら、俺自身に起きたタイムリープについても解明できるかもしれない。
俺の職業が“リーダー”という過去に事例のないものだということも、もしかしたら関係するのかもしれない。
この俺にとっては2度目の2003年世界で、何か神から与えられた使命があるのかもしれない。
神って・・・異世界人なのかな・・・ひょっとして・・・
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