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第5話(AH1-5)

戦略室へ行くと、ガタイのいい40代半ばの男性が待っていた。

頬に大きな傷があり、エンジニアとは思えない。

いったいどういうミッションをもった部署なんだろうかと、不安になってきた。


ガタイのいい40代半ばの男性:「お前が白山アツシか?」

俺:「はい、白山アツシです」

ガタイのいい40代半ばの男性:「そうか、俺は健軍ツヨシ。お前のチューターだ。ついてこい」

といい、会議室に入っていった。

俺も急いで後を追う。


ミッションの説明を受けた。

要約すると以下だ。


・このテクノロジーセンターの地下には魔物のでるダンジョンがある

・ダンジョンにはゲートがありそこから魔物がでてくる

・ゲートの向こうには異世界がある


・異世界がいくつあるのかは不明

・異世界に魔王が現れるとゲートが現れる

 現在は3つのゲートがダンジョン内にある

・異世界の魔王が倒されるとゲートは消滅する


・我々のミッション“その1”はこのダンジョンから外に魔物を出さないこと

 健軍さんはダンジョン内の魔物退治の業務にあたっているとのこと

・我々のミッション“その2”はゲートから異世界へ行き、異世界人の魔王討伐をサポートすること


俺は理解が追い付かなかった。

そもそも自分たちの世界で魔法が使えること、魔物がいること、異世界があること。

これまでの自分の常識が崩れ去っていった。

「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクション」といった天才がいたが、まさにその通りだなと思った。

固定観念に縛られないことを心掛けている俺としては、まずは現実を受け入れるために、頭を切り替えた。


明日からは健軍さん指導のもと、ダンジョン内で魔物退治業務にあたることになった。

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