第199話(AH4-4)
白山アツシ譚 第4部 第4話
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焚き火の炎がパチパチと音を立て、角鶏の肉がジュウジュウと焼ける音が響く。
香ばしい匂いが漂い、鼻をくすぐる。
角鶏の肉の脂が火に落ちるたびに、炎が一瞬だけ勢いを増し、その度に香りが一層強くなる。
空を見上げれば、満天の星空が広がっている。
この世界の角鶏の肉もおいしい。
濃厚でぷりぷりとしている。
この世界のモンスターの中にも魔石があった。
昼間に、だいぶモンスターを倒したので、魔石はたくさん集まった。
これで、街に行っても、当分はお金に困ることはなさそうだ。
ちなみに、俺は、ここが天界であることを、ほぼ確信している。
巨大すぎる木々。
そして、この森林で出現するモンスターの容姿と技。
神々が治める世界を舞台とした、あの“超大作PRG”に重なる世界がここにある。
天界は、神々が治め、天族が暮らす世界と聞いている。
村や町、人々を確認してから判断はしたいが、きっとそうだろうと思っている。
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小川のせせらぎに耳を傾けながら、上流に向かって歩いていると、鳥たちのさえずりが心地よく響いてくる。
木々の間から差し込む太陽の光が、キラキラと美しい。
足元の苔むした石や、流れる水の透明感が、森の静けさと調和している。
数時間、森を楽しみながら歩くと、村が見えた。
RPGでは“水源の村”と呼ばれる隠れ里である。
俺は、村の外で遊んでいた子供たちに手を引かれ、村長のもとへと案内される。
村人たちは、気さくに挨拶をしてくれる。
村長:「よくぞ、この里を訪れてくださった。ゆっくりとしていくとよいのじゃ」
アツシ:「ありがとうございます。しかし、ゆっくりもしておられません。友を探しています」
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