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第193話(KO4-2)

大江カオリ譚 第4部 第2話

ご愛読いただきありがとうございます。

すでに、ブックマーク/星評価をつけてくださった皆様ありがとうございます!

私たちは、戦略室が誇るブレインストーミングルームに入りました。

まずは、心を落ち着かせるために、時間が必要です。


私はカフェカウンターに立ち、深い香りと豊かな味わいが特徴のコーヒー豆を選び、取り出します。

まず、豆を丁寧に計量し、手挽きのミルでゆっくりと挽いていきます。


挽きたての豆の香りがカフェ全体に広がる中、私はお湯を沸かし始めます。

ドリッパーにフィルターをセットし、挽いた豆を均等に広げます。


最初に少量のお湯を注ぎ、30秒ほど蒸らすこと。

豆が持つガスが放出され、より豊かな風味が引き出されます。

その後、ゆっくりと円を描くようにお湯を注ぎ続けます。

焦らず、じっくりと時間をかけることで、コーヒーの持つ深い味わいが一杯に凝縮されるのです。


みなさんは、何も言わずに私がコーヒーをゆっくりと時間をかけて入れていく一連の作業を見つめています。


最後に、抽出されたコーヒーをカップに注ぎ、カウンターに並べます。


皆さんが、集まってきます。


香りを楽しみ、口に含むと、豆の持つ複雑な風味が広がりました。

私たちは、充分に落ち着きを取り戻し、冷静に議論を行える心の準備が整ったのです。


・・・・・・・・・・


子飼先生が、大きなホワイトボードをカフェカウンターのところまで持ってきました。


子飼リョウ:「状況の整理をしましょう」


そういうと、子飼先生は大きなホワイトボードに、ここまでの経緯を、子飼先生が魔神であることを隠しつつ、書き出していく。


・・・・・・・・・・


健軍ツヨシリーダー、辛島副室長、リアム神水副室長、出水室長がブレインストーミングルームにやってきて、子飼先生が書いていく状況整理内容を黙って読み込んでいく。


・・・・・・・・・・


江津コウジ副社長、藤崎フミマロ社長もブレインストーミングルームにやってきて、黙ってホワイトボードの内容を読み込んでいく。


・・・・・・・・・・


そして、大江シオリ会長、大江イオリ御祖母様が、最後にやってきて、子飼先生ががホワイトボードにまとめ終わるのを静かに待っている。


大江シオリ会長は、私のお母様です。

御祖母様を迎えにいっていて、ブレインストーミングルームへの到着が最後になったようです。


・・・・・・・・・・


子飼先生は、この錚々たる面々の前でも、急ぐことなく、落ち着いて、ホワイトボードに状況を整理していきます。


子飼先生は、最後に私たちに内容の確認をし、微修正を加え、ホワイトボードへの記載を完成させました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

気に入っていただけた方は、ぜひ、

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・下の評価で5つ星

よろしくお願いいたしますm(__)m

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