第188話(SH4-2)
八王寺シュウ譚 第4部 第2話
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俺は、アツシ/大江カオリさん/子飼リョウさん、そして、美魔女サエコに見送られながら、ゲートに向かう。
美魔女サエコが俺の背中に向けて投げキスをしている・・・。
みんながいても・・・やるんですね・・・。
みんなが、ドン引きしているが・・・
美魔女サエコは、まったく気にしていないようだ・・・
もちろん、振り向くことはしない。
知らんぷりだ。
知らんぷりするしかないだろう・・・(^-^;;;。
・・・・・・・・・・
ゲートをくぐると、そこは明るかった。
そして、彫刻のように美しく、バランスの取れた筋肉をもった一人の力強い男が、目の前に立っている。
手には三叉の槍を持っている。
その立ち昇るオーラからは、神のような威厳を感じる。
威厳のある男:「・・・、八王寺シュウでよいかな?」
俺の中で、瞬間的に緊張が走る。
緊張で交感神経が優位になり、唾液の分泌量が増える。
心拍数が上がり、血圧が上昇していく。
闘うか/逃げるか・・・
俺は、唾液を飲み込んだ。
[縮地1]で、その男に突っ込む。
そして、そのまま、脇を通り、逃げるつもりだ。
ドスッ
俺の首筋で鈍い音が響いた。
俺は、その場に崩れ落ち、視界が暗転し、周囲の音が遠くに感じられる。
身体の力が抜け、意識が遠のいていった。
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