第187話(SH4-1)
八王寺シュウ譚 第4部 第1話
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2005年の新年度早々、子飼さんから呼び出しがあった。
俺は、子飼さんの執務室のドアをノックする。
子飼リョウ:「どうぞ」
シュウ:「失礼いたします」
アツシ/大江カオリさん/上位魔神アフディさんが、すでにソファーに座っていた。
俺は、アツシの隣に座った。
子飼リョウ:「では、はじめましょう」
一同が子飼さんの方に身体を向ける。
子飼リョウ:「新しい異世界ゲートが昨晩、開きました」
一同は、子飼さんの次の言葉を黙って待っている。
・・・・・・・・・・
子飼リョウさんとは、異世界の反大魔神ブラノスの反乱軍に対して共闘を行った。
鎮圧後に、俺たち3人は、教えてもらった。
・我々が異世界と呼んでいる世界は、魔界である
・子飼リョウさんは、上位魔神リョシファーである
・女魔王アフディさんも、上位魔神である
・・・・・・・・・・
子飼リョウ:「天界ゲートの可能性が高いです」
子飼リョウさんは、魔界の各レジオの領主または領主代理に確認したが、魔界ゲートの使用はしていないとのこと。
反大魔神ブラノスの反乱軍が壊滅的な状態の今、反大魔神ブラノス勢力の残党が魔界ゲートを開いたとは考え難い。
となると、天界ゲートしか考えられない。
しかし、あの魔界と天界の大戦以降、天界ゲートの発生は把握していないとのこと。
なぜ、いま、天界ゲートが開かれたのか・・・
考えてもわからないけど、天界で何か変化が起きたのだろう。
それは、行ってみないと、わからないよね。
そのために、俺がいるのだから。
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