第171話 上位魔神アフディ視点(AH3-52)
白山アツシ譚 第3部 第52話
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<上位魔神アフディ視点>
私は、隠密の衣を纏い、観客席に座っている。
白い砂が敷き詰められたアレーナは、いつも眩しく、美しい。
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このレジオ39は、元は私のお父様の領地。
子供のころから、度々、連れてきてもらっていた。
美しい街、美味しい料理、いろいろな都市を、お父様に連れられてまわった。
思い出の詰まったレジオである。
いまは、リョシファー様の領地で、自由に出入りしてよいという許可をもらっている。
優しいリョシファー様、うふふ。
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目を覆う白い仮面、白いマント、銀のアーマー。
騎士の姿のリョシファー様も、かっこいいです///
白山アツシも強いけど、リョシファー様には敵わないだろうし。
安心して、観戦できるわ、ふふふ。
剣と剣がぶつかる鋭い音と火花が散り、二人の闘いが始まった。
魔神アフディ:(リョシファー様~、がんばれ~)
剣と魔法の応酬が激しい。
二人のぶつかり合いで、周囲の空気が揺れる。
白山アツシも、強い。
思わず、感心してしまう。
たいしたものである。
しかし、リョシファー様には、まだまだ及ばない。
そして、リョシファー様の唇が微笑んでいるのがわかる。
どうやら、白山アツシは、リョシファー様の期待に値する逸材なのだろう。
白山アツシの雷光の双剣が飛んでいき、地面に突き刺さる。
魔神アフディ:「!!!!!」
魔神リョシファー:「ううっ・・・」
リョシファー様は、膝から崩れ落ちる。
口には鮮血が見える。
リョシファー様の腹部には、“破魔のジャベリン”が刺さっている・・・!!!
白山アツシが、灼熱の炎を、観客席に打ち込む。
そこには、一瞬、中位魔神弟ジュカアの姿が見えた。
私は、考えるよりも、身体が先に動いていた。
リョシファー様を担ぎ、この場から、離れた。
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