第168話(AH3-49)
白山アツシ譚 第3部 第49話
ご愛読いただきありがとうございます。
すでに、ブックマーク/星評価をつけてくださった皆様ありがとうございます!
俺たちは、先に進んでいた人族帝国軍や冒険者たちに追いついた。
その後は、さほど強い敵は現れず、順調に魔王城に到着した。
どうやら、魔王軍は、魔王城での決戦のために、戦力を魔王城に集めているようだ。
・・・・・・・・・・
長距離大砲の轟音が響き、瞬く間に石の破片が四方八方に飛び散った。
城壁の一部に大きな割れ目が生じ、その亀裂は徐々に広がっていく。
そこに、もう一発の砲弾が着弾する。
城壁が崩れ落ち、土煙が立ち上る。
人族帝国軍が、混乱している魔王城内へと突入する。
冒険者たちも、俺たちもそれに続く。
俺たちは、魔王を目指して、先へ先へと進む。
魔王城内は、ダンジョンである。
冷たい風が吹き抜け、薄暗い松明の明かりが通路を照らす。
緊張感が漂っている。
数々の罠を避け、魔獣・魔物・フロアボスを倒して進む。
・・・・・・・・・・
俺たちは、魔王の広間にたどり着いた。
大きな扉を開ける。
魔王が、二人いる。
魔術の兄シュテルと、武術の弟ジュカア。
間違いない。
俺にとっては、知っている顔だ。
魔王兄シュテルの“朱の杖”から放たれた炎が俺たちを襲う。
俺が、[一刀両断3]で、その炎を切り裂く。
俺はその勢いのまま、魔王兄シュテルに向かって突進する。
槍姫エレナ、大剣士ジャロルタクスもそれに続き、連携攻撃を仕掛ける。
槍姫エレナの“蒼龍のスピア”の鋭い突きが、魔王兄シュテルの防御を崩し、
大剣士ジャロルタクスの振り下ろした“緋龍のロングソード”が魔王兄シュテルを襲う。
そこに、魔王弟ジュカアが、割って入り、
俺と槍姫エレナを突き飛ばし、
大剣士ジャロルタクスの振り下ろした“緋龍のロングソード”に、魔王弟ジュカアの“紅の大剣”が交わり、鋭い金属音が響き渡る。
魔王弟ジュカアの“紅の大剣”は、風のように早く、鋭い一撃が、大剣士ジャロルタクスに迫る。
大剣士ジャロルタクスは、冷静にその攻撃を受け流し、反撃の一撃を放つ。
二人の剣が、激しく、火花を散らしながら、ぶつかり合う。
二人の剣技は、舞うように美しく、周りの我々を魅了していく。
技と技のぶつかり合いは、その一瞬一瞬が緊張感に満ちている。
魔王兄シュテルが参戦してくる。
態勢を整え、俺と槍姫エレナも参戦する。
聖女ソフィアも後方からの支援を強化する。
魔術と武術が織りなす、美しくも、激しい闘いを、
あとからやってきた、人族帝国軍や冒険者たちは、ただただ、見ていることしか、できない。
最後までお読みいただきありがとうございました。
気に入っていただけた方は、ぜひ、
・ブックマーク
・下の評価で5つ星
よろしくお願いいたしますm(__)m




