第167話 中位魔神弟ジュカア視点(AH3-48)
白山アツシ譚 第3部 第48話
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<中位魔神弟ジュカア視点>
弟ジュカア:「はあっ、はっ、はっ、はっ。ふふふ。はっ、はっ、はっ」
ああ、気分がいい。
笑いが止まらん。
“破魔のジャベリン”を、リョシファーにぶち込んでやったわ!
助かることもなかろう。
“隠密の衣”が、燃えてしまったのは残念だがなぁ。
・・・・・・・・・・
俺は、魔王城へ戻った。
兄上が呼んでいるらしい。
さすがに、今回の件は、ばれたか、ふふふ。
まあ、喜んでくれるだろう。
兄シュテル:「・・・」
弟ジュカア:「なにか、・・・ありましたか?」
兄シュテル:「ジュカア。何か報告することはないか?」
弟ジュカア:「うーーん。いや、特には・・・」
兄シュテル:「そうか。では、質問を変えよう」
弟ジュカア:「わかった。わかったよ。さっき、リョシファーを葬ってきた」
兄シュテル:「そうか。死んだのは、ちゃんと確認したのだろうな?」
弟ジュカア:「い、いや。で、でも・・・。“破魔のジャベリン”で貫いたんだから、助かるわけがない・・・ですよね?」
兄シュテル:「普通の魔神なら、そうだろうな。しかし、リョシファー様だぞ。何が起こるか、わからん」
弟ジュカア:「し、しかし・・・」
兄シュテル:「もうよい。やってしまったことはしょうがない。これからのことを考えよう」
弟ジュカア:「・・・ごめんよ、・・・兄上」
兄シュテル:「よいのだ、ジュカア。よくやったぞ」
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