第152話(AH3-33)
白山アツシ譚 第3部 第33話
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俺とエレナは、無双しながら、
組織犯罪集団ブラックドラゴンの本拠地をどんどん奥へ奥へと進んでいく。
準構成員や構成員など、俺たちの敵ではない。
無双を楽しむ。
幹部は、手ごたえがあるが、それでも、俺たち二人ならば、敵ではない。
そして、ボスの広間に到達した。
ここにたどり着くまでに、いったい何人を倒しただろうか。
105人までは数えていたが、・・・
多すぎて、倒すよりも、数える方が大変で、やめた・・・
ボスの広間に、一人の男が立っている。
ゲームで知っているボスの顔だ。
名前は知らない。
アツシ:「お前が、“ボス”か?」
男:「・・・」
アツシ:「“ボス”なんだろ?」
男:「・・・」
その男は、鉄球を4連射のできる長身のボウガン2丁を構える。
有効射程距離は、50m。
俺たちは、その射程距離に足を踏み入れる。
男は、2丁の長身のボウガンで、容赦なく、俺たちに8発の鉄球を打ち込んできた。
そして、2丁の長身のボウガンを投げ捨てると、短身の小型ボウガン2丁を手にし、
まだ、はじめの鉄球8発が、俺たちに到達していないというのに、
短身の小型ボウガン2丁を俺たちに向けて、ぶっ放している。
短身の小型ボウガン。
小型鉄球を20発連射できる。
鉄球8発と、小型鉄球40発が俺たちに向かってくる。
俺たちは、身体をしなやかに曲げ、弾丸を避ける。
時間がゆっくりと流れるように感じられる。
弾道から空気の波紋が広がっていくのが感じられる。
弾丸が俺たちの周りを、次々と通り過ぎていく。
弾丸は、俺たちの背後の壁に穴を開けて消えていった。
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