第127話 中位魔神弟ジュカア視点(AH3-8)
白山アツシ譚 第3部 第8話
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<中位魔神弟ジュカア視点>
兄上は、あますぎる。
リョシファーの言うことなど、そんなにしっかりと守る必要があるのか(?)
こういう、兄上の真面目なところが、いや、慎重すぎると言った方がいいかもしれないが、ときどきじれったくなる。
・・・まあ、それはよい。
・・・・・
・・・いや、よくはない。
・・・考えるだけで、いつもイライラしてくる。
俺は、俺で、俺の範囲内で、自由にやることは、問題ないだろう。
・・・・・・・・・・
組織犯罪集団ブラックドラゴンの本拠地で、俺は、白山アツシの動向について報告を受けている。
部下A:「ボス、いかがしましょうか?」
中位魔神弟ジュカア:「そうだな。一度、白山アツシの実力を直に見てみるか」
部下A:「承知しました。どれぐらいの規模で行きますか?」
中位魔神弟ジュカア:「暗殺部隊から、精鋭を4人。俺のもとによこしてくれ。俺も行く」
部下A:「えっ、・・・ジュカア様、自らですか・・・。しょっ、承知しました。選りすぐりの4名を揃えます」
部下Aは、驚きを隠せないようだが、一礼をし、部屋を出ていった。
・・・・・・・・・・
白山アツシが、山中で焚火をしながら、角鶏を食べている。
どうやら今夜は、情報通り、野宿のようだな。
それが、最後の食事になるがな、ふっふっふっ。
中位魔神弟ジュカア:「散れ。気づかれるなよ。殺してよい」
4人の暗殺者は、白山アツシを囲み、距離を詰めていく。
そして、100mほどとなったとき、
白山アツシは長/短のグラディウスを抜いた。
我が暗殺部隊の精鋭どもの気配に気づくとは・・・。
しかも、まだ100mもある・・・。
これは、・・・思っていた以上の男かもしれないな。
白山アツシは、無駄のない、美しい動きでグラディウスを振るった。
4人とも即死だ。
一瞬、その華麗さに目を奪われた・・・。
俺は、一人で森を疾走しながら、笑いを我慢することができない。
中位魔神弟ジュカア:「はっ、はっ、はっ、いいぞ、いいぞ、白山アツシ!これは楽しめそうだ!」
確かに、白山アツシは、我々にとって、脅威となるだろう。
そして、いま、倒すことは容易いだろう。
しかし、その可能性を見てしまったら、それは待ちたくなる。
白山アツシの成長を。
そして、成長しきった白山アツシを、俺が倒し、絶望を見せてやろう。
中位魔神弟ジュカア:「はぁーっ、はっ、はっ、白山アツシ!はやく来いよ!」
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