第124話（AH3-5）
白山アツシ譚 第3部 第5話
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ここは、人族共和国の首都リポーナである。
細い路地が織りなすカオスな一面と、丘からの絶景。
美しい街である。
いまや、俺は、首都リポーナで一番の有名人である。
貴族たちのおかげで、衣食住には困ることはない。
元老院の貴族たちは、俺と仲良くなることで、市民からの人気を得たいと考えている。
そのため、毎晩、どこかしらの貴族の晩餐会に呼ばれる。
俺は、晩餐会で、この異世界の様々な情報を集め、
自分のゲームで得た知識と差がないか、を確認している。
・獣人王国
半島の北部に位置する様々な獣人が暮らす王国
人族帝国とは戦争状態
国王リンドバル（象人族）
王都ミノーラ
・人族王国
半島の北東に位置する人族の王国
強力な正規軍を持っており、中立の立場を公言している
国王レダペイウス（人族）
王都ツィネーヴェア
・人族帝国
半島の中央に位置する人族の帝国
領土拡大を進めている
獣人王国と戦争状態
魔王軍の侵略を受けている
皇帝ヴェデウス（人族）
帝都ロマーノ
・人族共和国
半島の南に位置する人族の共和国
選挙で選ばれた議員たちによる元老院が政治を担う
魔王軍の侵略を受けている
代表メラッスス（人族）
首都リポーナ
・世界教会
人族帝国の帝都ロマーノ内にある自治が認められた小さな地域の大聖堂が本拠地
人族王国、人族帝国、人族共和国で国教であり、各地に教会がある
法王デニタヴィアヌス（エルフ族）
・ドワーフ王国
半島の南に位置する島にあるドワーフの王国
武器、防具、道具の製造／販売で財政的に潤っている
また、強力な正規軍も持っている
国王モラーロ2世
王都レルパーモ
・魔王島
半島の西に位置する島
魔王城があり、魔王が住んでいる
海を渡った先にある人族帝国と人族共和国に侵略を仕掛けている
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