第118話(RKゼロ-11)
子飼リョウ譚 ゼロのはじまり 第11話
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白山アツシは、異質な存在である。
私自ら、白山アツシを試してみるか。
もし、それで白山アツシを殺してしまったとしても、それはそれでいいだろう。
少なくとも、敵なのか、味方なのか、の見極めは必要だ。
不確定要素の白山アツシのリスクを残したままで、次の行動に出るべきではない。
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中位魔神シュテルと中位魔神ジュカア
がレジオ1のリョシファー宮に馳せ参じた。
私の治める23のレジオの内、レジオ39の統治を任せている双子である。
リョシファー:「わざわざ、すまなかった」
シュテルとジュカアは跪いている。
相変わらず、無口な双子である。
リョシファー:「ラクにしてくれ」
シュテルとジュカア:「「はっ」」
声が、ハモっている。
私は、人界ゲートの宝玉をひとつ、差し出した。
シュテルが一歩前に出て、恭しく人界ゲートの宝玉を受け取った。
リョシファー:「その人界ゲートの宝玉を、レジオ39にて、発動させてくれ」
兄シュテル:「はっ。承知いたしました」
弟ジュカア:「どのようなことをすればよいのでしょうか」
私は、計画を説明した。
シュテルとジュカアは、黙って聞いて、レジオ39へ戻っていった。
そして、私は、ブラノス様のもとへ向かった。
レジオ39の時間比率の変更をお願いするために。
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