第114話(RKゼロ-7)
子飼リョウ譚 ゼロのはじまり 第7話
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私は、その後も、魔物を定期的に人界へ送り込んでいる。
相変わらず、人界からの侵入者は、こない。
人族は、ゲートの守りを固めることに特化することを、決めたようだ。
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私は居城に、部下たちを集めた。
・天界の門を探すため
私は人界に潜入することを伝えた。
そして、レジオ81の領主代理は、妻のアナスに任せることにした。
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私は、隠密の衣を纏い、人界に潜入した。
新たな人族の強者がゲートを守っていた。
しかし、隠密の衣を纏った私には、気づけないようだ。
あの二刀流の剣豪なら、・・・気づいたかもしれない、と思いながら、
私は、洞窟を抜けた。
人族に変装し、人族に紛れ、人族と生活し、人界に慣れ親しんでいった。
姿を変えながら、何百年も人界で過ごしている。
しかし、天界の門は、見つけられていない。
そして、いつからか、天界の門も閉じられているようで、天神を人界で見かけることがなくなっている。
人界の人々にとって、天神も魔神もいつからか神話や伝説の中の存在となってしまっている。
神や鬼といった架空の存在という認識となっている。
架空ではないことを知っているのは、大江家など限られた人族だけになっている。
寿命の短い人界の人族にとって、記憶の風化は、速い。
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