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39 メカカメレオン

僕は英雄になるんだ!

そう言っていた青年は俺を裏切り殺そうとしてきた

そして現在いつものように全員で戦っていると

新たな戦士、メカバッファローが言った

お前らうるさいよ。

電子的な音声が響く

ジェノサイド・ウォー!

自らでシステム名を復唱する。

ジェノサイド・ウォー!

大量のビームとミサイルと砲弾が飛んでいき大爆発が巻き起こる

全員敗走することとなった。

それは彼も例外ではない。

僕は英雄になるんだ!

メカタイガーだった

すでに俺メカバッタ、メカコウモリ、メカバッファロー、メカキングコブラが餌食となり敗走をしていたがそれらすべてやり返され吹っ飛ばされた末現在に至る。

ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

キキー!

急ブレーキをかけるとメカカブター9だった

大丈夫ですか!

メカカブター9によって保護されたメカタイガーは警察署内で安静になっていた

もう大丈夫だ。

ぼ!僕は英雄になるんだ!出ないと僕に生きている価値なんてないんだ!

大丈夫!あなたは価値がない人間なんかじゃない!僕が保証します!

えっ・・・。

それは図らずも何気なく言った肯定の言葉だったのだが、生まれてからずっと自分を否定してきた人間が受けるには二度目の自分を肯定してくれる神にも等しい言葉だった。

この気配は!怪物の気配だった

ぐはぁ!

全身に痛みが走る

すでにメカキングコブラに打ちのめされたあとだ。

痛みでまったく動けない。

メカキングコブラを前に少女が言った

お兄ちゃんの仇だ!

少女はメカ戦士の素質があるのか手に持っているどこで手に入れたのかわからない端末がいまにも覚醒しようとしていた

はあ?またか

メカキングコブラいまにも襲い掛かろうとしていたときだった

復讐するものとされるもの大いに結構、当然すべて私が倒すので問題ありませんが。

そう言って男が現れると

変身!

メカカメレオンが姿を現す。

ずっ!

右に殴り

ギャイン!

火花が散る

ずっ!

左に殴り

ギャイン!

火花が散る

腰の端末に特殊弾丸を詰めるとジョイントを引く

電子的な音声が響く

ストライク・カメレオン!

自らでシステム名を復唱する。

ストライク・カメレオン!

ずっ!

カメレオンの怪物が現れると姿を消し大ジャンプ

くるくると回転してベロが伸びメカキングコブラを倒そうとする。

間一髪で回避

大量の火花を噴き上げる

ぐはぁぁぁぁぁぁぁ!

メカキングコブラが敗走していった

メカカメレオンはこちらを見るとニヤリと笑った

あれ?お前、堂島か?

やっぱりそうか。なんだお前もこれに参加していたのか。

桐野・・・さん・・・。

会社じゃ負け犬だったお前がこの戦いなら勝てるとでも思ったか。世の中甘くねえんだよ!

うわ!

おらおらおらおら!

い、いたいやめてください。桐野さん・・・

クソ!クソ!クソ!気持ちわりいんだよ!ゴミクズが!

うわぁー!

そのまま階段から落とされ命を落としたかに見えた。

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