第一話 提案
ふと、思った。
単純な執筆作業に、何か変化が付けたいと。
辻褄を合わせる作業が好き。
誰かの為になれることが好き。
そこで、読者さんにひとつの言葉を貰い、それを基に執筆したいと考えた。
今、書いているこの文章を第一話として、読者さんがお題の言葉付きでコメントをくれた時点で、第二話が始動する。
コメントの数だけ、話数は増えるということになる。
普通に言葉を貰うだけでは、少しつまらない。
だから、選択肢を設けることにする。
次の中から、希望するジャンルを選択して、お題となる言葉付きでコメントして欲しい。
①題名
⇒読者さんに言葉を貰い、それをそのまま題名にして、掌編小説を執筆します。
⇒題名に使う言葉を貰って、そこから物語を広げていく形になります。
⇒基本的には、500文字以下の掌編小説とします。
⇒物語の種類については、貰った言葉のイメージから、こちらが決めさせていただきます。
⇒このジャンルで読者さんがくれる言葉は、短い単語や長い文章的なものまで、何でも大丈夫です。
⇒どんなに分かりにくい言葉でも、マニアックな言葉でも受け付けます。
②冒頭
⇒読者さんに貰った言葉を、冒頭の一番始めの言葉として、使用します。
⇒出来れば、ある程度量のある文や長めの言葉をお願いします。
⇒これも基本的には、500文字以下の掌編小説とさせていただきます。
⇒貰った言葉を冒頭に置いて、いつも通り、ほぼ即興で一時間かからないくらいで書いていくので、ハズレはあります。
⇒物語の始めとなる言葉なので、貰う言葉が、物語をかなり左右することになるでしょう。
③ラスト
⇒読者さんに貰った言葉を、小説の一番最後の言葉として使用します。
⇒先程の冒頭に持っていく掌編小説とは、逆の形になります。
⇒最後の最後に使用する文章なので、単語ではなく、文章のようなものの方が合うと思われます。
⇒でも、最後に合うものという意識は、取っ払ってもらって結構です。
⇒特に深くは考えず、頭にパッと浮かんだもので構いません。
④リピート
⇒貰った言葉を、何度も何度も繰り返し使って、小説を書いていきます。
⇒最低10回は、その貰った言葉を使用していこうと思います。
⇒なので、長すぎるものは出来るだけ避けてください。
⇒ただし、短すぎると面白みが薄れるので、適した長さでお願いします。
⇒同じ言葉を違和感なく、何度も何度も使うことは難易度が高いので、時間はかかるかもしれません。
⇒でも、面白い作品になる予感はガンガンしていますので、安心してください。
⑤ダジャレ
⇒何でもいいので、好きな単語をひとつ送ってください。
⇒その貰った単語でダジャレを作り、小説内に幾つも散りばめます。
⇒そのダジャレは、調子がよければ、ひとつの単語に対して、何種類も出来る可能性があります。
⇒ただし、どうやってもダジャレにならないだろう、というものの場合は断念もあり得ます。
⇒完成度の観点から見ると、貰う言葉には短いものを推奨します。
⑥縦読み
⇒貰った言葉を、縦に読めるように文章に潜り込ませます。
⇒言葉を貰うのではなくて、ジャンルを指定してもらって、そのジャンルに添った単語を幾つも、縦読みで入れるバージョンも可です。
⇒15文字の言葉を貰って、左端からその言葉を縦に読めるようにするバージョンなどなど、指定してくれれば何でも構いません。
⇒縦読みではなく、斜め読みなどの特殊系も可能な範囲ならば、全然構いません。
⑦カタチ遊び
⇒短い単語や文字数の少ない熟語などを貰い、その言葉のカタチを何かに例えてゆくジャンルです。
⇒そして、その例えたフレーズを、本文のどこかに潜り込ませていきます。
⇒例えば「【火】という漢字に似ている、怖い顔のあなたが」のような感じです。
⇒貰った文字たちを似ている顔や物に例えてゆく、そういうジャンルです。
⇒このジャンルには、特に制限はありませんが、出来れば短い言葉でお願いします。
⑧叙述トリック
⇒ジャンルを貰ったり、フレーズを貰えれば、それに添った叙述トリックの入っている掌編に仕上げます。
⇒叙述トリックとは、先入観や思い込みなどを利用して、読者を違う方向に導き、最後に全ての真実を明かし、間違いを目の当たりにさせて、驚かせるというような手法のことです。
⇒これは、アイデアが天からポンと降ってくるほど、簡単ではありません。
⇒なので、時間がかなり掛かることはご了承ください。
⇒1ヶ月経っても、浮かんでこない場合は断念させていただきます。
⑨融合
⇒日常生活では混じり合うことの無いであろう、全く違う2つのジャンルの単語や文章をください。
⇒その2つのものを上手く融合させて、物語を作っていきます。
⇒セリフや状況説明だけを送ってもらっても構いません。
⇒2つの貰ったものを上手く、自然なカタチで溶け合わせます。
⑩スタンダード
⇒貰ったフレーズを本文で使って、普通に掌編小説を書いていきます。
⇒貰うフレーズは、1個から7個までとさせていただきます。
⇒小説の形式は、いつも通りの書きやすい、ノーマルのものを使用します。
⑪ポエム
⇒貰ったフレーズを使って、普通のポエムを書いていきます。
⇒貰うフレーズは、3個から7個までとします。
⇒これは小説ではなく、詩のようなものなので、オチなどはつきません。
⇒どちらかというと苦手なジャンルなので、完成度は期待しないでください。
⑫恋愛
⇒甘い甘い愛のフレーズを貰い、そのフレーズを軸にした短い恋愛小説を書いていきます。
⇒恋愛の知識はそれほどないですが、恋愛ドラマはたくさん見てきました。
⇒なので、それなりにいい感じのものが、書けるのではないかと思っています。
⇒ただし、普通のキュンキュンする作品になる確率は、かなり低いことでしょう。
⑬エピソード
⇒貰った単語から、連想されるエピソードを書いていくエッセーです。
⇒貰った単語に関係する僕のエピソードをただただ、ズラズラと書いていくのみです。
⇒エッセーですので、小説系が好きな方はご遠慮ください。
⇒僕の作品の評価的には、小説系よりもエッセー系の方が遥かに高いというのが事実です。
⑭即興
⇒何も考えずにとりあえず、すぐに書き出していく形式の掌編になります。
⇒幾つか言葉を貰えれば、貰った言葉を入れつつ、短時間で書いていきます。
⇒構想の時間もなく、あらすじを考えることなく、流れるままに書いていきます。
⇒この方が、思わぬ上質なオチが思い浮かぶことがあるのです。
以上、⑭ジャンルです。
●コメントの必須事項●
①選択する番号とジャンル名
例⇒【⑫恋愛】
②お題の言葉やフレーズ
例⇒【タピオカミルクティーを飲んだ】
③その他の質問や要望
例⇒【若者向けでお願いします。】
ぜひ、コメントをください。
よろしくお願いいたします。




