日曜から月曜
日曜の夜は、早めに向かう。
TVをだらだら観ていてもつまらないからね。
もし面白かったら遅刻してしまうし。
だから、早めに行って、たばこを吸いながら店の中の様子を眺める。
あぁ、いつものメンバーだ。店員もお客様も。
夜勤の時間帯は、常連客が多い。
顔を覚えて、好みの品物を覚えて、適当なタグみたいなあだ名を付けて、分類、記憶。
無駄な記憶域を使ってると笑われることもあるけど、覚えておくと割と便利だよ。
日曜の夜は、概ね早めに仕事が回る。
品物の納品も早いし、お客様がいらっしゃるのも早い。
ついでに言えば、夜中はぱったりと人が途絶える。
その時間帯に、平日では出来ないような、メンテ作業をする。
ちょっと詳しくは言えないんだけれど、まぁそれなりに手間のかかる内容だ。
日付が変わる頃には、雑誌の納品がある。
少年ジャンプとか少年ジャンプとか少年ジャンプとか(苦笑)
一番の売れ筋だから、たくさん来る。
お客様が手に取りやすいように、目一杯拡げて陳列する。
寒い日には、温かいお飲み物を目一杯仕込む。
暖かいお飲み物って、端から暖かい訳じゃ無い。
加温の棚に品出しするんだけど、これが結構熱いんだ。
下手に触ると火傷しそうになる。
まぁ慣れなんだけれど。
お掃除して片付けて、勤務時間が終わったらちょっとだけ買い物して帰る。
家に着いたら、真っ先にやることがある。
Twitterを開いてこう呟くんだ。
「夜勤から帰宅だん。」