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新生活

大和目線────


あれからあねごは着替えてくると言って学食に連れていってくれた。

「で、みんなどこ住むの?寮生?」

「寮は友愛出てから入寮するまでの期間とか長期休暇中追い出されること考えたら厳しくて四人でルームシェアしてる」

「えー、どこ?」

「インターのあたりの…」

「ん?もしかしてあの細い坂道登ったとこ?」

「そうそう!」

「家ちかっ(笑)うちんち道一本向こうだけどその通り沿いだわ(笑)」

「ほんと?近い…////」

大学の近くでインター近いと僕らの仕事が楽だからって理由であそこにしたけど…良かった。

「家具とか揃った?」

「ぜーんぜん!生活できねぇ(笑)」

「ならこの時期引っ越しでいらない家具もらってくれっていう卒業生多いし、そういうコミュニティーがあるからそっからもらってこよっか!車はある?」

「あるぜ!俺が買ったやつ」

「さくた車あるの!?」

「運転出来るのは大和と朔と私」

「哲二免許取らなかったの?」

「哲二は最後まで受験だったから取れなかったんだよなー」

「朔!なんでばらすんだよ!!」

と変わらずワイワイするのが落ち着くな。


あねご経由で卒業生の方から机等をいただき、そのコミュニティーに必要なものも載せてくれた。

それで全員の部屋に勉強机と本棚、衣装ケース、ベッドがきて、共用の洗濯機、レンジ、トースター、物干しさおまでももらってきた。

一週間で無料でこんだけ物が揃うと思わなかった。

あとはカーテンとか布団とか足りないものを買うだけになった。

「教科書とかも声かけたらたまにもらえたりするみたいだし、このコミュニティー入っときなよ」とコミュニティー登録まてしてくれた(笑)

あねごはさすが面倒見がいいなぁ…

あねごに会えて思ったよりすぐに生活ができ、分からないことは僕らが聞く前にあねごが気づいて「○○は?」と聞いてくれるからスムーズに全てがいった。

そしてバイトをみんな早く始めれた。

それは大きい。

本当、あねごがいたからなんとかなった…


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