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プロローグ
「ご飯できたよー」
俺がそう叫ぶと「はい・・」と少し小さな返事が返ってくる。
「おはよう・・・」
それから一分もせず少女が現れた。
「じゃあ食べよっか」
焼きたてのパンとバターに牛乳と卵焼きというごく一般的な朝食を俺達はとる。だが、昔はこんな朝食じゃなかった。まず俺達ではなく俺だけだったし、朝食もこんなちゃんとしたものではなくコンビニで買ってきた菓子パンだけの粗末なものだった。
朝食が一人から二人に増えたのはつい最近だ。この前の親族会議に出たときに俺はこの少女に出会い、訳あって俺が引き取り育てることになった。
そう、訳あって・・・・・・・。
頑張って書いていくので、応援お願いします^^