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隠居ネコマタの大(?)冒険!!  作者: 神無 乃愛


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12/12

ミケ、「ネコスイ」の洗礼を受ける

「問題はさぁ、あの三毛ちゃんだよねぇ」

 ……なん、だと!? 我は何もしておらんぞ!!

「うん。写真撮ってアップしたいけどさぁ、見たら絶対厄介なことになるよねぇ」

「去勢してるからって問題じゃないし。三毛の男の子は珍しいからねぇ」

「一応、アノヒト俺らのスポンサーだから『引き取りたい』って言われたら、断りにくいしなぁ」

「うん。しかも三毛ちゃん、純粋和猫じゃん。血統書取れそうな勢いの」

 あまりいい話ではないの。我が「珍しい」とはよく言われたが、それだけではないのかの?

 わざとらしく音を立てて、人間のそばに行けば、困ったような顔でこちらを見てきおった。

「三毛ちゃんが悪いんじゃないんだよぉぉ。血統書にばっかりこだわるやつらが悪いんだよぉぉ」

 お……おぅ。我のせいではないとな。こやつが悪い輩ではないのはわかるのじゃが、この勢い、我は苦手じゃ!


 我をグルンと仰向きにさせ顔を腹に押し付けるでない!

 その、顔が怖いわ!!


 スーハースーハーと我の腹でひとしきり息をしたあと、嬉しそうな顔で離れた。

 何だか、大事なものを失った気がするのじゃが、気のせいか?


「怯えてても撫でさせてくれるし、猫吸いも許してくれるし、俺らの言葉分かってる気がするしっ」

 ……その勢いが、猫たち(われら)を怯えさせておると、気づいてほしいところではあるがの。

 ネコマタじゃからの。言葉はわかる。悪気はないのもわかる。……「ネコスイ」だけがわからぬ。


 不思議な言葉があるものよの。あとで、ここにいる猫たち(やつら)にきいてみるとするか。


 ……しばらくこやつの悪気ない、構いに付き合ってやるとするか。


 ネコスイは一日一度まで。それ以上のネコスイをあっさりと拒否し続けるミケに、猫たちの羨望が集まるまで時間はかからなかったという。


気持ちいいらしいですが、未体験です

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