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我が儘な願い

作者: とろ

 

 さようなら


 君がそう言って僕の日常から消えてしまい、周りの風景はガラクタ同然となってしまった。

 巨大企業や高層ビルなんかは、長方形のただのつみきとなってしまった。

 オシャレなカフェなんかは正方形へと変わり、山は大きな三角へと海は大きい長方形に変わった。

 全てのものにも色はなく、僕の目に映る風景は殺風景な図形へと変わってしまった。

 なんてつまらなくて、面白みがない世界だろう。

 色がなくなってしまったのは君のせいだ。

 君がいなくなってしまう原因を作ってしまったのが僕だ。

 なんて愚かなのだろう。


 君にまた会いたい

 君の優しい声をもう一度聞きたい……

 身勝手な僕でわがままな僕だけど君に最後のお願いだ


 君と会いたい。そして僕の世界を治してくれ

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― 新着の感想 ―
[一言] 「僕の世界を治してくれ」……最後の言葉すごく良いです。しびれました(笑)素敵な作品をありがとうございました(^ー^)
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