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5.職業病




 ちょっと脱線して、入院生活とかのお話です。



 私は自分が救急外来で働いている病院に入院する事になってしまいました。

 幸か不幸か、結構好き勝手にやらせていただいて、入院は40日と長くなったのですが、結構快適に過ごしたと思います。


 何しろ暇になったら、元の病棟に行けば友人がいて余程忙しくない限りおしゃべりに付き合ってくれたり、体調を気遣ってくれたり、本当にありがたかったんです。


 

 逆に、ステロイド性の高血糖でインシュリンの自己注射が始まったのですが「看護師だから分かってて当然」とばかりに、「今日は○単位にお願いしますね」と言われ、自己注射のインシュリンと、見たこともない最新式の血糖測定器を渡された時は、ちょっと遠くを見る羽目になりました。(トリセツと格闘して何とかしました)


 また、4人部屋だったのですが、同室の人の点滴アラームが鳴るとじっとしていられないのです(笑)

 条件反射でベットから降りて、アラームを止めに行っちゃう。

 多分これってしちゃダメなんだろうな― と思うんだけど、特に夜とか寝ぼけて止めに行く。



 恐るべし条件反射。

 恐るべし染みついた看護師根性。


 

 隣に手術後の人が入れば、吐きそうになったらすかさずビニールを差し出し、吐き終わったらうがい用の水を出す。その後担当看護師に報告する。 (←看護師の非常識)

 これを意識してやってる訳じゃない所が恐ろしい(笑)




 救急車やドクターヘリの音に反応し出した時には、何だかホッとしました。

 一時、ホントにキツイ時には救急車の音にも私は反応しなかったんです。

 これに気がついた時、私は結構愕然としました。

 私がサイレンに反応しないなんて! って。(笑)


 でもだんだん元気になって行くと、やっぱり反応するようになるんですよね(笑)

 今の体調なら、一台くらいなら救急車対応できるかも、とか考え始めちゃって。


 ヘリや救急車が重なった時なんか、うずうずしてたまりません。

 ああ、スタッフ足りてるかな?

 みんなお昼ご飯食べられたかな?

 休憩時間位、私が観ているのに…… (←看護師の非常識)




 そんなことを考え出したら、退院の話が出てきたのでこういう思考が出たら元気だって事ですよね。

 まぁ良くなった証拠だと思っています(笑)




 結局、入院中はプロット用のノートにいろいろ書いただけで、入力は出来ませんでした。

 スマホ用のキーボードまで買って行ったんですけどね。

 ……さすがに自分の職場でなんちゃって小説を書いていることがばれたら困るな― と言うことと、何となくそんな気にならなかったのは、やっぱり自分の職場だからだからでしょうか?



 ホントに職場復帰したら、更新速度はガタ落ちになるでしょうけど、でも少しずつでも書きたいと思っています。

 一応年内は自宅療養で、ステロイド減量をしていく予定です。

 ちょっと減らすと症状が出たりするので、なかなか減ってくれなくて(涙)

 

 ステロイドと一緒に免疫抑制剤も使っているので、こっちも少しずつ様子を見ながら減らしていく予定です。

 それまでは人ごみ禁止、外食禁止。


 ……つまり、大人しく小説書いてろって事ですよね(笑)


 入院中、書きたかったんです。

 とってもとっても書きたかったんです。





 まだ体調が万全でないので、無理せずゆっくりペースですが、自分のペースで書いて行きたいと思います。


 





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