表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

第二章 Art of sign

2話 Art of sign


学校へ向かう途中、バスケ部や、サッカー部など、いろいろな部活から勧誘を受けたが、はっきりいって僕は運動が好きではない。

部活なんかしなくても、高校は卒業できるし、部活は入らない。そう決めていたのだが......


クラスは、1年A組。

中学時代から仲の良い謎のイケメン橙喜や、先ほどあった七色 緑も同じクラスだ。

橙喜や緑と喜び合う間も無く、1-Aの担任が口を開いた。

「あー、今日からこのクラスの担任になった

色王 譲だ。色彩の色に王様の王だ。美術部の顧問をしている!よろしく!」

なんだか軽そうな先生だな、と僕は思った

。だが次の瞬間、そんな考えも吹き飛ぶ程の言葉が担任から出る。

「あ、そうだ。言い忘れてた。藍染高校では、生徒は全員部活道に参加することが義務付けられているから!各自部活に参加するよーに!じゃ、解散!」


解散の言葉に、新しい友達と遊びに行く者、机に座り込む者様々だが、僕(と緑)はうなだれた。

「部活には強制参加」

と言う言葉に、ダメージを受けたのはどうやら僕だけではなかったようだ。

「なぁ、緑、緑は何部はいるの?」

「えっ?」

「いや、俺部活入らないつもりだったからさ...考えてなくて....」

「実は...私もで....」

予想どうりである。

やはり緑も部活に入ろうとしていなかったようだ。

「ねぇー、二人は何部はいるん?」

そこで橙喜が話しかけてきた。

「「決めてない」」

僕と緑でかぶったのが面白かったのか、橙喜は笑いを堪えている。

「な、なんだよ。じゃあ橙喜は何部はいるんだよ?」

「んー、美術部。」

そうだった。昔からこいつは絵がずば抜けてうまい。

こいつが美術をやったら成功するだろうなー、などとしょうもない考えを巡らせていたら、緑が脇腹をちょこんとつついてきた。

「あのぅ...染さん。私も、美術部、いいと思います。」

と緑。

「そうだよー!一緒にはいろーよー!」

と橙喜。

断るのが苦手な僕は、しばしの逡巡の後、美術部への入部を決めたのであった。

どうも、チャイムです。緑はすごく可愛い女の子として描いてます!

少しドジな緑を好きになってやってください!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ