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2口目「炎のような鎧」

第2話…波乱の展開…

客A「こいつはギルドの皆に知らせなくちゃならねぇ!」

客B「街の皆も大騒ぎだぜ!」


ギルドとか街とかあまりよく分からないけど美味いって言ってくれてよかった。


客A「ごちそうさま!ほんと美味かった!」

客B「また来るよ!」

店主「ありがとうございました!」


店主は片付けながら、外を眺める。


…あんな場所に塔なんてあったかなぁ?


ん?あれはなんだ…?

巨大な…あれは…!

ドラゴン!?


赤いドラゴンがこちらへ向かってくる。

「うわぁ!」


彼は未知の恐怖に襲われた。

そして、彼は現れた。


?「失礼するよ。」

「い、いらっしゃいませ。」

炎のような鎧に包まれた大男。

凄まじい目力で店内を見渡す。


客A「ここがさっき言ったハンバーグ屋です!」

?「そうか…ここが…」

さっきの客だ。

店主「よかったらこちらのお席どうぞ。」

物々しい空気感に包まれる。

客B「さっきはどうもありがとうございました。この方が僕達のギルドの団長です!」

団長「団長のリゴラだ…よろしく頼む。」

店主「わざわざお越しいただきありがとうございます。」

リゴラ「うちの団の者から絶品だと聞いて是非味わわせて頂きたい。」

店主「是非召し上がっていってください!」

客A「おい、リゴラ団長が気になるなんて珍しいぜ!」

客B「味にはうるさいからなぁ。」

リゴラ「おい。」

客B「すいません!」

店主「では少々お待ちください。」


少し緊張する。

そういえばギルドの団長ってすごいのかなぁ。

どんなことをする人達なんだろう。


店主「お待たせしました。ハンバーグになります。」

リゴラ「これがハンバーグか…いただきます。」

豪快に食べるリゴラ。


リゴラ「美味い。とても美味い。」

店主「ありがとうございます!」

リゴラ「これは是非俺達の街やギルドにも広めていかねばならん味だ。」

店主「光栄です!」

リゴラ「今度また俺達のギルドでも振舞って欲しい。」

店主「是非やらせてください!」

客A「あの塔が俺達のギルドの拠点だ。俺門番してるからいつでも来いよ!」

店主「はい!わかりました!」


リゴラは残さず完食した。

リゴラ「ご馳走様。ではまた待っている。」

店主「ありがとうございました!準備するので明日にでも伺わせていただきます!」


何か気に入られたみたいでよかった。

緊張するけど明日が楽しみだ!


…翌日


街とギルドは炎の海に包まれていた。




続く。



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