バカ排句集
秋日傘 白球奏でる 空の青
【解説】
河川敷で野球をやっていた。打球音がボールと一緒に空で響いてるようだった。
白たぬき 冬近づいて 黄色いたぬき
【解説】
冬毛は黄色い。あのカップ麺みたいだと思いついたのだが、よく考えたらあれは緑のたぬきだった。
私の手 保湿クリームで ぬんルヌる
【解説】
塗りすぎた。
赤とんぼ 保湿クリームで 死んじゃった(TдT)
【解説】
フィクションである。なんであんなに水分一切なさそうなんだろう。塗ってあげたくなる。
もしかして 保湿クリームは 冬の季語
【解説】
作者は季語を知らない。
抜ける空 回転ドールの 靴の音
【解説】
意味わからない。ぐるぐると街を歩き回っているらしい。
葉鶏頭 傷つくはげの いとうさん
【解説】
だじゃれ。
月と話す 答え返らず 葉擦れ鳴る
【解説】
寂しいけど優しい感じ。
秋の空 ふと見上げれば そこに顔
【解説】
アンパンマンの顔でも飛んでいたのかもしれない。
秋の風呂 目を開けみれば 黒い人
【解説】
ふーと浸かっててふと目を開けたら誰かいた(実話)
赤とんぼ トタンの屋根に あつまれリ
【解説】
最後の『り』がカタカナなのが乙。
あなたにね 意味を見つけた 遠い空
【解説】
そういうこともある。
恋愛句 書きたいけれど 相手いない
【解説】
最後の『相手いない』が秋の季語。