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捻くれた考え方の魔王は嫌いですか?  作者: 電流が流れるって、頭痛が痛いみたい
美香子と春音の関係性と成長日誌
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第九話 初仕事前日にデレる美香子は嫌いですか?

前回のあらすじ

冒険者になれなそう





その夜どうにか安い宿を見つけ、二人部屋で泊まる事になった。

明日、、朝4時にギルド、、、

え、私まだ8歳だからケータイ持ってないんですが?

起きれますか?アラーム無しで、、

これは頼むしかないな。


「春音、、。」


「ん?どうしたの?」


改まって人に物を頼むのはなかなかになんか嫌だな。

そうだ。ギルドにいきたくないんじゃなくて、家に居なきゃいけないってことにしよう。


「明日、ギルドには春音だけで行って欲しいんです。」


「どうして、?」


きた。


「私達が泊まってるこの宿、扉も鍵も古いです。ましてやオートロックとかセコムとかあるわけないです。

では部屋を守る役が必要だですね!

そこでどうでしょう。

私が部屋を守って留守番してますので、春音がクエストを選んで来てください!

これは大役ですよ!

私達の初仕事ですからね!!」


決まった。完璧だ。完璧な話術で、私が行きたくなくてお願いしている感が全くなかった。

言うならば、口先の魔術師といったところか、。


次にお前はこう言う。

私、頑張ってクエストとってくるわ!

ってなぁ!


「私の方がステータス高いから私が侵入者から守る留守番役の方が良くないかしら?

それにミカコは俊敏性が私より高いのよね。なおさらミカコがクエスト取りに行った方が良いわよね?」


こいつ、、、?

できる、!?


「でもでも!実際にクエスト時メインとして動くのはお姉さんな春音の方ですし!?その春音がクエスト選ぶのは当然と言いますか、!?私戦闘向きじゃないみたいですので!?ミカコのセンスに任せたいかな!?って思ってますですよ!」


私なんか素が表に少しずつ出てきている気がする。

敵は作らないようにしたいから明るく当たり障りのない子を演じたかったのに、

なんかコレジャナイ感すごい。


「ふふっ。

実はね。最初から私が行くつもりだったのよ。

なんかミカコ朝苦手そうだし、携帯も無いからアラームかけられなそうだし、8歳の女の子を朝4時に起こさせて外に行かせるのは気が引けたし、あと色々、ね、?

明日は頑張ってクエスト取ってくるわね!ミカちゃん!」


私のことめちゃくちゃ読んでるなぁ。

心読めるのか!?

いやそんな能力あるわけないか、、

あっても質問に対してのイェスかノーかを読めるくらいだろう。

というか8歳の女の子扱いされた。

中身もう35くらいだけど、、。


、、?


「ていうかミカちゃんってなんですか!?そんな子供みたいなあだ名やめてください!どうせつけるならもっとカッk、、」


そこまで言いかけて、私は喋ることをやめてしまった。

それもそうだろう。もう11時くらいだ。

今日は夜明け前から出発している。

春音はぐっすりだった。

それはもう15歳らしい可愛い寝顔で。


「私初任給は携帯買おう。」


アラームで起きれるようになって春音に負担をかけすぎないようにしなくては、、


おやすみ


「ハル姉、、。」



あとがき

いやー今回は第九話ということでね。

なんだかんだリアルタイム二週間結果してないのに、9話、、2日に1話以上は継続できそうですね。

さて、今回は可愛らしいお話でした、かねぇ?

戦闘はいつになったらするんでしょうかねぇ。

てか俺戦闘シーンとかできるかな。


ジョ○ョネタもありましたね。

毎話他作品のネタを出さないと気が済まないんでしょうか俺は。


だんだんミカコの言葉使いが俺よりになってきている気がするが

気のせいだ。

あぁ気のせいだ

気のせいだ。


ではまたいつか。

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