第八話
いやー、ホント、初めてスライムを倒した時は感動した。
そんなことを思いながらオレは10体のスライムを抱えながらエリサさんと一緒にギルドに向かう。
「にしてもこうして見るとスライムも可愛いですね」
とエリサさんが言う。
「そう……ですね」
……そうか?
このよく分からんやつが?
ま、まぁ感性は人それぞれですしね?
ギルドについて受付嬢さんにスライム10体を渡すと3ペリス貰えた。
あれだね、小遣い稼ぎだね。
もっと上のランクの仕事を受けないとそんなには儲からない感じだね。
「じゃあ、今日のところはこれくらいにして帰りましょうか」
「そうですね」
楽だったけど疲れたし、帰りますか。
と、帰ろうとすると……
「すいません、そこの冒険者さん!」
若めの男の人が言う。
ん?オレ達のことらしい。
「えっと……何の御用でしょうか?」
とりあえず話しを聞こうか。
「実は、私の娘がゴブリンにさらわれてしまって……金はいくらでも出すから……娘を」
なるほど。
人助けは大事。
やりますか。
「お金はいりませんよ。じゃ、どこに娘が居るか、わかりますか?」
「ありがとう、本当にありがとう……」
そう言うと男は地図を取り出し、さっきスライムを討伐していた森の奥の方を指さした。
「確か、ここら辺にゴブリンの巣があったはず。だから娘もここに居るはずだ」
なるほど、分かった。
急いだ方が良さそうだ。
オレとエリサさんは走り出す。
「エリサさん、ゴブリンって魔術を使えますか」
魔術が使えるとなると流石に辛い。
「いえ、ゴブリンにはそこまでの知性はありませんが……力が強いので彼らの持っている斧にかするだけでかなりダメージを受けますので気をつけてください」
なるほど。
「了解です」
さてさて……さっきの男の人が言ってたところに来たが……
どこにゴブリンの巣があるのだろうか?
周りを良く観察すると……怪しげな洞窟に到着する。
「エリサさん、この洞窟……怪しくないですか?」
「入ってみますか?」
……入るとしようか。
「そうしましょう……後ろから魔術でサポート、よろしくお願いします」
「分かりました……そんなに魔術使えませんけどね……」
「いえいえ、防御魔術と治癒魔術は役に立ってますよ……」
……洞窟の中に入る。
かなり道のりが長そうだ。
私は暗い洞窟の中を進んでいくと……
松明があり、急に明るくなる……
もう少し、前に進むと見張りと思われる1体のゴブリンが居た。
さてさて、ここは普通に殺っちゃいますか。
私は一撃で仕留めるために下段の構えで走り、助走をつけ、ゴブリンに接近する。
ゴブリンに気づかれたが、そいつが何かをする前に斬る。
ゴブリンから血が吹き出し、倒れる。
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