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第七話

「君が死ななければならなくなったのは僕のせいだ。だから、君が異世界転生するときに特典をあげるよ。何が良いかな」


「向こうで彼女を守れるくらい強くなるまで俺の記憶を消して欲しい。あと、その聖剣も覚醒しないようにリミッターをかけて俺に渡して欲しい」


「記憶は……君の魂を入れる器を変えれば……要するに君の肉体を変えれば一定時間ならほぼ完全に消せるはずだ。ただその場合、今の君の魂は徐々にそっちの魂に侵食されて君の意識は最終的に死ぬだろう。リミッターは全然構わないけど……せっかく向こうの世界に行けばその覚醒者としての能力をちゃんとコントロールできるのに」


「あぁ、構わないよ」


俺は……自分の力を強くしないとダメなんだ。他の力に頼るんじゃなくて、自分の力に頼れるようにしないと。













……また変な夢を見てた気がする。


オレはエリサさんの家のベッドで起きる。



寝巻きから普段着に着替え、例の剣を腰に差す。


今日は、冒険者登録する日か。


とりあえず、エリサさんに言いに行くか。


オレは居間に行く。


「エリサさん、おはようございます」


「レティシアちゃん、おはようございます。……やっぱり、冒険者登録するんですか?」


ただ、モンスターと戦うだけならエリサさんはそこまで嫌がらなかったはずだ。


しかし、冒険者は戦争が起きた際、兵士とともに国を守る義務がある。


「はい、エリサさんの家にタダで居るのも悪いしそれに……私は強くならなきゃいけないんです」


「そうですか……では、一つだけ良いですか?心配なので私も着いていきます。一応、治癒魔術使えますし」


「良いですよ」


どうしてこうなった。


その後、パンを食べて、近くの冒険者ギルドに行き、冒険者登録をした。


その際、魔術適性を調べられました。


無しだってさ。


悲しいな。


魔術すら使えないのか……


「ま、まぁ魔術使えないからダメって訳では無いですから」


って受付嬢とエリサさんに慰められた。


そして今、オレは初めての仕事を選んでいる。


「じゃあこのスライムを10体討伐ってやつで」


「はい、分かりました。気をつけてくださいね」


さて、初仕事、行きますか。近くの森のスライムを10体討伐すれば良いらしい。


「スライム討伐……ですか。レティシアちゃんと初めて会ったのもスライムに追いかけられてた私を助けてくれたおかげですから……何か、スライムに運命を感じますね」


「確かにそうですね」


オレはスライムと運命の赤い糸と結び付いてるのかな?何それ怖い。


その後、あっさりとスライムを討伐した。


スライムを討伐しただけだけどすごい感動した。

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