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召喚①

町の城壁の外、穏やかな草原で深呼吸をする。

思えば、自由に外を歩くだなんて十数年ぶりになる。

そう思うと、暑くて眩しいだけの太陽の光もなんだか感慨深い。

どうも、ヒルデです。

今回はとてもユニークな仲間を召喚したいと思います。


エントリーナンバー1:フォレストウルフ

見た目はちょっとファンタジーな狼、なんだけど結構凄い能力を持ってる。

なんと、全身から魔素を放出することができるんです、この狼。すると、魔素が霧のようになるそう。

その霧の揺らぎを観測することで獲物や敵の居場所を見つけ出すんだそうです。すごい。

魔法学的にはこの能力は魔法に該当していて、この世界に存在する動物の中で唯一魔法を使うことのできる種族なんだとか。

しかも、この霧は仲間間で共有することができるらしく、最大で1キロメートル四方にもなるらしい。

つまり、最強ということ。

じゃあなんでゴキブリにやられたのかというと、ゴキブリのステルス性能が高すぎるかららしいです。

他にも、単純に速度で負けて追いつかれたり、逆に追いつけなかったり、群れになっても勝てなかったりで能力の強さの割に繁栄できてないらしいです。

とはいえ、それは野生下での話で。便利なことは間違いなしの能力なので、さっそく試していきたいと思います。


~~~実践編~~~

そういえば言ってなかったと思うんですが、召喚するモンスターを選択すると目の前にもやが現れます。

ベルゼブブが言ってたんですがこのもやは魔力に似ているけど、なんだかわからないものの集まりらしいです。

そのよくわからないものを数分眺めているともやがはれ、モンスターが目の前に居る、というわけなんです。

そしてまさに今、もやがはれるとそこには茶色い毛皮をした狼が立っています。

そしてこの狼、結構でかい。体長2mくらいかな。

まあ、狼見たことないし、犬の大きさでイメージしてただけだから、狼としては普通の大きさなのかも。

そんで、狼と言えば白か灰色だと思ったんだけど、茶色なんです。こういう小さいとこに異世界を感じる。

でも、それ以外に特別なとこはなさそう。いや、魔法使える時点で変わってるんだけど。

なんか、フォレストウルフだとかいうから常に周りに木の葉が舞っているだとか、右腕だけ肥大しているだとか、爪がでかいとか、牙がでかいだとか、そんなことはないらしい。

...いや、そうだったら困るか。

普通が一番。かわいいし。



そうそう、”霧”で取れた情報は同種でしか共有出来ないんですが、なら役に立たなくない?と思った人もいるでしょう。

実は召喚したモンスタ―の得た視覚情報がマップ上で共有されるのはわかっていたんですが、能力で得た情報も共有されるらしいです。いやあ、ユーザビリティが高くて助かります。

つまり、強い、便利、最強!

フォレストウルフは大満足の内容だったのでどんどん次いくぞ!

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