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仲間集め1

一番の懸念だったギースが何も言わないので若干拍子抜けしています、ヒルデです。


なんか企んでるのかな?ただ、それにしては何もなかったし・・・


まあいいや、今日は予定通り地固めから始めよう。足元固めないとね。


戦いは召喚でカバーできるし、サポートとか、そういうとこをできる人を仲間にしよう!


そうと決まれば早速街へレッツゴー!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「あれ?公爵家のお嬢ちゃんじゃないか。何?おじちゃんに仲間になってほしい?悪い奴を倒すため?はっはっは!どんなおとぎ話を聞いたのかな?何?・・・もういい!そうかい。おじちゃんはもう忙しいからね、早くお家に帰りなさい。」


町で一番力が強そうな肉屋さんに話しかけてみたけど、結果は話を聞いてもらえないどころか、相手にもされなかった。


そうですよねー、知ってた。


大人でも信じられないのに子供だなんて尚更信じられるわけないですよ。


(お困りですか?ご主人様。)


この頭に響く声は・・・?


(私です、ベルゼブブです)


(子供の見た目なことで困っているようですね。僭越ながら私がお助けいたしましょうか?)


え?でもベルゼブブはハエだから無理じゃない?


(ご安心を。私、人型への変身程度朝飯前で御座います。)


ちょっと怖いけど、頼もうかな?


(それでは少々おまちを)


うおっ!目の前が真っ白に!


・・・ん。もう大丈夫かな?


目を開けると、そこには精悍な顔立ちで黒髪執事がそこに立っていた。


「ご機嫌麗しゅう、ご主人様」


「もしかしなくても、ベルゼブブ」


「その通りで御座います。ですが、あまりその名は往来では仰らない方が宜しいかと」


まあ、確かに魔王の名前だしね、あんまりいい印象はなさそうだね


「わかった。」


「いえ、私がお先に申し上げておくべきでした。さて、仲間集めとのことでしたが、どのような奴隷がお望みで?」


「いや、奴隷が欲しいわけじゃないけど・・・」


・・・そういや、仲間が欲しいとは思ったけど、具体的なイメージはなかったじゃん


「えーっと、なんていうか、その、いろいろできる人?」


「人、となりますと少々難しいですな、悪魔や魔王であればいくらかツテはあるのですが。ありきたりではありますが、冒険者ギルドなどに行ってみては?」


冒険者か!いいじゃん!適当に声をかけるより、可能性は絶対高いし。逆になぜ往来で仲間集めしようと思ったんだろう・・・ま、まあ熱にでも浮かされてたんだろう!私がバカなだけとかじゃないでしょう!


「冒険者ギルドってどこにあるの?そもそもあることだって知らなかったし、ベルゼブブに任せるからいろいろ任せた!」


「了承致しました。微力ながらサポートさせていただきます。」


冒険者。異世界ものでは定番の職業だけど、実際はどんな職業なのか。全く想像はできないけど、なんだかワクワクが気がする!

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