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くらくねさん

作者: 高松マック 四つ葉サイゼ



自分たちの通う学校には「くらくねさん」という都市伝説あります。都市伝説の内容は夕方に5階、4階、3階の順番で各階の踊り場で「くらくねさん、くらくねさん、くらくねさん」と唱えると、くらくねさんが現れて1人連れ去っていく。というものでした。この話は学校では有名なのですが、みんな怖がってしまい自分が知っている中では誰もやったことがありません。

そこでいつも仲良く遊んでいる僕、A君、B君、C君の4人で「くらくねさん」で肝試しをすることになりました。僕達4人は放課後生徒は下校し、先生もあまり残っていない時間帯に5階まで行き、「くらくねさん」を3回ずつ唱えていきました。5階、4階、3階。

3階まで行きくらくねさん、くらくねさん、くらくねさん、と唱え終わると後ろから声が聞こえました。「願い事はありますか?なんでもひとつ叶えます。」くらくねさんを信じていなかった僕達は驚いてその場から逃げ一目散に校庭へと走りました。そして周りを見るとC君がいないことに気づきました。でもみんなそれどころではないのでそのまま家に帰り親にその事を話しました。すると母は「C君って誰?」と言いました。僕は驚きました。何故なら母がC君を知らないはずがないのです。何回も家に遊びに来ているのにC君を知らないなんて。僕は怖くなりそのまま自分の部屋に行き布団に潜りました。いつの間にか眠っていたようで気づくと朝になっていました。すると母が「昨日話していたC君って誰なの?」と聞いてきました。そして僕は答えました。「え?C君ってだれ?」と









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