〜番号〜
やべぇラブがねえ!
私と絵恋は、もうとっくに運動場に移動していた。 「……はーい!みなさん静かに〜!」実行委員の優愛が言う。少しだけ静かになった。
いよいよ始まる……!「は〜い!それでは〜……肝試し大会〜〜〜!!始めま〜〜す!!!」 オオーーー!!!!!という声があがった。すると、優愛の隣の男子が、マイクを取って言った。「お〜〜い!!ヤローども!盛り上がってるか〜〜!?」「おーー!!」「思い人にアタックするか〜!!?」「おーー!!…?おー?」「なんだ〜?その反応はぁ〜!?」キャハハハ!!運動場全体が笑いに包まれた。「も〜〜!はいはいはい!!終わり終わり!!もう…!それでは!ペア決めのくじ引いていきま〜す!男子は私のとこに並んでね!女子は、河野さんのとこ並んでね〜!同じ数字の人と男女ペアだよ」すると、わいわい、がやがや…と、みんなが移動し始めた。私も、絵恋と移動しようとした。
……さっきの…きいたかな?わざと山島と喋ってるとこ見せたけど…。……はぁ〜…なんか…ダセぇ……。 後ろの男子3人が言った。「実行委員の、優愛ちゃん…?可愛いよな〜」「え〜…?オレ、ぜってー、柊 絵恋だな!」「オイオイオイ!!お前らバカか?やっぱ、佐原 璃織だろ!?」……璃織ってモテるんだな…。何かムカつく…。「!?おい…なんかオレ…秋宮ににらまれた……」「なんかしたんじゃね?(笑)」「ん〜…まっいか…」
「お〜い!白樹!早くクジ引こ〜ぜ!!」白樹の親友、一条 遥陽が言った。
……!!白樹くんが引いた!!何番だろ…?わかんないよね〜……。……?…!!優愛が口パクで ろ・く!としていた。ナイス!優愛!6ね…。そろそろ私が引く…。何番だ…!!
見てくれて有り難う御座います