〜気合い〜
ラブがありません…。すいません…
メールにかいていた、待ち合わせ場所の、駅前の噴水広場に急ぐ。ゆかただから早く歩けない。もう待っているかな…。
やっと、噴水が見えてきた。すると、優愛と絵恋が待っていた。優愛は、可愛いピンクのゆかた、絵恋は…私服…。人に着て来いって言ったくせに……。 「……〜〜!!ごめ〜ん!!用意に時間かかちゃって…」「全然!」優愛がこたえた。すると、絵恋が、ふぅ〜ん…した顔で、舐め回しのように見てきた。「な…何…?絵恋…」すると、パッと学校方面に歩き出して、クスクスと笑いながら言った。「ん〜?何か…気合い入っているなぁ~…って思って…」「え〜!?だって…。絵恋が着て来いって…」すると、絵恋はニヤッとして言った。「あれぇ〜?絵恋、グロス&チークしてこいって…言ったけぇ…?」……!!絵恋…意地悪だなぁ…。「……そうだけど…。もぅ〜…言う!!そうだよ!気合い入れたんだよ!!」「もう…。璃織、素直で可愛い…♥」……絵恋は小悪魔タイプだ…。「んもぅ…。絵恋ったら!璃織、ちょー可愛いよ!」この、優愛素直さを見習いなさい…と思った。「あ、ありがと〜。優愛!」 すると、少し先に、学校が見えて来た。よし…!!この肝試しで……少しは…意識してくれるかな…?この肝試し大会はチャンス!気合いバッチリ!そして、学校の門を通り過ぎた。
今度こそ、ラブを!!