〜アタック〜
今回はあんまりラブが入ってません…。すいません
ガラッ… 教室のドアを開ける。みんながしーん…と静かになった。ん………空気コワイ…!「はぁ…よかった…。璃織ぃ……!このまま、不登校になって、あげくの果て自殺して、頭から落ちて即死とか想像しちゃったよ〜……」想像怖えーーー!!最後のところビミョ〜に注目点変わってるし〜!?てか、勝手に殺すな… ………でも…心配してくれた…。私のこと…。 「あっ!秋宮の付き合うって話は…」絵恋が続きを言う間もなく言った。「分ってる…絵恋…大丈夫!諦めないし!!」 みんなの心の声 『あ〜!秋宮と山島が付き合うって噂、ウソだって知ってたんだ〜!安心、安心。もうそのことを言わないでおこーか…』でも実際は、そういう意味ではなく、諦めないという意味だったのだが…。璃織とクラスの皆は誤解し合った。
すると、ぴょこっと絵恋が言った。「んじゃ、今日の夜の学校肝試し大会アタックしちゃえ〜ww」「えっ!!でも、そんな急には…」白樹君が、付き合ってからアタックとか、さすがに、ダメであろう…。相手だって嫌な感じと思われる。と真実を知らない璃織が言おうとしたら、すぐさま絵恋がこたえる。「ふぅ〜ん…じゃあ、誰かに、秋宮がとられてもいいんだぁ〜…?」もうすでに、山島さんにとられてると思うけど「うう…!………分ったよ…!!アッタクするよ〜!!」「や〜ん♥璃織いい子〜☆」きゃっきゃっと絵恋が言う。
バタンっ 学校から帰って来たのだ。「ただいま〜…ん?誰も帰ってないの?」少し大きな声で言う。「……ん〜?お姉ちゃ〜ん?いるよ〜」妹の姫菜が言った。「な〜んだ。いるなら返事してよね〜…」「ん〜!ごめんごめん。マンガに集中してて〜…」と言いながら、部屋から出て来た。「勉強に集中しなよ〜w」「分ってるもん」と言いながら、姫菜はトイレに入った。
私は、自分の部屋のベットに腰を下ろした。そのまま、手をグ〜と伸ばし、ころんと寝転がった。 疲れたな…。今日……。今日の肝試し大会…、どうなるのかな…。と悩んだ瞬間ピルルル…ピルルル…と急に携帯が鳴った。少しビクッとした。絵恋からだった。「もしもし…絵恋?どうしたの?」「うん。今日の肝試し、ゆかた着てよね〜」ゆかた…?「え〜…。めんどくさ〜い!暑いし。誰も着て来る子いないでしょ〜?」「ノン!ノ〜ン!!優愛もみんなも、着て来るよ〜?今年はアッタクするって〜!だ・か・ら!!璃織も着てくるんだよ〜?ok?じゃあ、ばいばい〜」プチっ!電話が切れた。まったく…。絵恋は勝手なことばっかり…。でも、山島さんも着て来るかな?だったら負けられない…!! 急いでお風呂に入って、髪を乾かして…、少し足が見える、ゆかたにし、髪を整えて、ピンクの甘いグロスとチークを、ほんのりつけて…。甘いふわっとした、ボディミストをかけて出発!!絵恋からメールがきた。駅前の噴水に集合!!とかいてあった。優愛と私と絵恋との待ち合わせだ!よし…!肝試し大会…どれだけ進展するかな……?
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