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終わらない物語  作者: 火野優那
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第4話~Reply of the email~

あれからというものコンビニだけで会うだけでなく、メールや電話をしたりしていた。

本当は交換しただけで連絡することなんかあんまりないんじゃないか。交換しなくても良かったんじゃないかなどと交換した後に考えたがその直後にそんな考えは消えてしまった。

彼からのメールで〝今度栄養のある美味しいものを食べに行きませんか?″とのことだった。「うーん。どうしよう。男の人との食事なんていつぶりだろう....。」と考えるとやはりあの出来事を思い出す。

「....ダメだ。取り敢えず明日考えよう。」

と思い寝たのはいいものの、次の日になってしまって当然メールも返信してないわけで....会社も終わり、いつものコンビニに寄る時間になってしまった。

(こうゆうときに限って残業なしかぁ....)

「よし!今日は遅めにコンビニに行ってみよう。今、会うとまずいもんね....」(やな予感するけども笑。)

いつもよりゆっくり歩いてコンビニへ行くと

入り口から彼が出てきた。

(うわっ!!!どうしよ....やっぱり会っちゃうんじゃない....!!)あたふたしていると「あ、こんにちは....」と元気のない声で挨拶してきた。

わたしはビックリして「ど、どうしたんですか?すごく元気なさそうですけど....」と思わず言ってしまった。

「え?あぁ、うーんと。なんて言えばいいのかわかりませんが身近にいる女性のことで....」といってじぃーっとこちらを見つめてくる。私はハッとして、「す、すみません!メールのことですよね....!!実はなんて返事をしていいのか分からず今日返そうと思っていたら今になってしまいまして....」

「あぁ、あの嫌いになったわけではないんですか?」

「え?!嫌いにならないですよ!是非行きたいという返事をしたかったんです。でも、メールは慣れてなくて率直に言っていいものか悩んだんです....。」そうゆうと彼はふっと微笑み「やった、じゃあ行きましょう!」と言った。

それからまた連絡するという約束をし、〝では、また″といつもの挨拶をして別々の方向へと帰って行った。



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