表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ちび悪魔とゆるふわ異世界生活  作者: 櫻木サヱ
勇者に倒されたら、幼児化!?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

7/27

小さな悪巧み

町の広場でおやつを食べたり遊んだりして、すっかり子どもたちと仲良くなったルシフェル。

幼児化しているとはいえ、頭脳はデビル級のままだ。

「……ふむ、少しこの小さな体で遊んでやるか」

目がキラリと光り、小さな悪だくみを思いつく。


まず狙ったのは、村の水車小屋の前に並んだ大きなかぼちゃ。

「このかぼちゃ…ちょっといたずらしてやれば、面白いことになるな」

小さな手でひそかに押すと、ゆっくり回っていた水車がガタッと揺れ、かぼちゃが転がる。


「きゃっ!」

村の子どもたちはびっくりして逃げるが、転がるかぼちゃを追いかけるうちに笑い声に変わる。

ルシフェルも、自分が小さすぎて危険なことにはならないと安心し、ニヤリ。

「……ふふ、小さな悪魔の力、侮るなよ」


次に挑戦したのは、屋台のジュース屋。

小さな手でコップを押してみると、ジュースがあちこちに飛び散る。

「ぎゃーっ、ジュースが…!」

店主は驚きつつも笑って許してくれる。

ルシフェルはいたずら心に満ち、思わずクスクス笑う。


しかし、幼児サイズの体では計算通りにいかないことも多い。

ジャンプして棚に登ろうとした瞬間、滑って転倒。

ジュースもかぼちゃも、全部ひっくり返してしまう。

「……くっ…計算外……!」

デビル級の知恵も、体の小ささと無邪気な動きには勝てなかった。


ピコはそんな様子を見て大笑い。

「ルシフェルさん、ちっちゃいのに悪巧みするなんて、面白すぎる〜!」

ルシフェルは顔を真っ赤にしつつも、思わず笑ってしまう。

「……小さくても、遊びは楽しいな……」


こうして、幼児化した最強悪魔ルシフェルは、町の子どもたちや仲間とのドタバタな日常を楽しみながら、少しずつこの世界に順応していく。

強大な力を封じられた彼の、小さな冒険はまだまだ続く――。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ