血汐の群れる朝が来る前に 用語集
○神の血族
『万神の始祖』オメテオトルが、地上を繁栄させる為に生み出した神々の総称。名前や外見はアステカ神話の神々を踏襲している。
太陽の座を巡って争ったり、人間をはじめとする森羅万象を生み出したりして1000年以上にわたる時を生きてきたが、5番目の太陽となったトナティウが暴走。これにより、当初20柱以上いた神々は12柱に減ってしまう。さらに、年に1度の祭りで生贄を捧げられないと力を維持できずに消滅してしまう体になってしまった。
現在、神の血族は祭りの後で人間に様々な恵みを与えることで、生贄のシステムを維持している。
○贄
祭りで神々に捧げられる生贄のこと。各集落の中央にある神殿の頂にて胸を裂かれ、その心臓が神々に捧げられる。神々は贄を得ることで力を回復し、その後1年間存在を維持できる。
尚、神々は贄とは別に供え物の食物を口にするが、これは単なる”嗜み”であって生命維持には何の関係もない。
○贄子
ミクトランテクートリとミクテカシワトルとの間に生まれた子どもの総称。人間に代わる贄として生み出された。
冥界ミクトランで生まれ、ある程度の年齢になるとミクトラン出身の記憶を消された上で地上に飛ばされる。そして祭りの前日に身支度を整えられた後、贄として神々に捧げられる。
神々及び人間の大半は気づいていないが、贄子の血をよく見ると青白い光がうっすら輝いている。この血は神々に一般の贄以上の力を与えるとされる。その為か神々は贄子に依存している様子が窺えるが、実は…。
○魔獣
各集落に現れ、人を襲う巨大な化け物。本作の敵。魔獣という名だが、動物だけでなく植物に似た見た目のものも存在する。倒すと肉体が消え、中から人間が現れる。その正体は…。
○神託・憑依
いずれも人間が自らの血肉を捧げることで神から力を得る行為。人間は神の血族の存在を認識できない為、意志疎通としてこれらの方法がとられる。
神託は、神殿内部にある神々の分身『神像』に人間が血をかけることでその神の言葉を賜る行為。神像に血をかけられた神は強制的に神殿へ移動させられ、像の隣に立って人間と話をする。人間には神の声は聞こえるが、姿形は視認できない。
憑依は、死後間もない躯に神々が乗り移る行為で、神々が意思疎通の他に物理的干渉も出来るようになるのが特徴。その力は、時に天変地異をも引き起こす程のものになる。
憑依させられた躯は、時間が経つ毎にその神に近い見た目になっていく。力を使い果たすと、その躯は骨肉諸共塵となって消えてしまう。




