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前田利長に転生したので織田・豊臣の世で無事生き残れるように尽力します!  作者: Nagamasa N
第一章 孫四郎立志編

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6 河野島の戦い

今回は孫四郎よりも父、利家視点が多めです。

正直河野島の戦いも前々回同様回数稼ぎと変わりないですが新たな重要人物が出てくるので大事な人物だけは押さえてほしいなと思います。

8月、父上の主君である織田信長様が美濃攻めを再開した。それによってわが父利家とその友である秀吉様も戦いに参加することになった。この時期の戦いに関しては俺の脳内にも入っていないので多分マイナーな戦いだと思う。多分勝っても負けても美濃を取るのは来年だからそんなに大した戦いじゃないと思うがね。


「じゃあ行ってくる。」

「気を付けてくださいね。」

「死なないでくださいよ。」


姉の幸と一緒に心配する。父上はニコッと笑って、


「わかってる。お前たちも息災でな。」


と言った。うーん。多分使い方違うんじゃない?まあ気にしたら負けだ。



~利家視点~


孫四郎の話を盗み聞きしたが今回の戦いは未来にもあまり記録されてない戦いらしい。つまり今回の戦で斎藤を滅ぼすわけではなさそうだな。


「利家殿、いかがした?」

「藤吉か。いや、いつになればこの斎藤との戦も終わるのかなって。」

「此度の戦で終わるはずじゃ。」


そういうのは佐久間信盛殿だ。


「佐久間殿、その根拠は?」

「あの小童はどうも戦を理解していない。森部のあたりから我らは連戦連勝。おまけに離反者も続々じゃ。もうそろそろ龍興の首を刎ねる日も来る。と読めた。」

「はぁ。そう簡単に行くかどうか。」

「わからんぞ。もしかしたら龍興は城に引っ込むかもしれぬからな。」


そんなにうまくいくわけありますまい。


「では行くぞ。」


無事に勝てるといいのだが…。



俺たちは命令に従って美濃との国境まで来た。ところが急に水が流れてきたので止む無く河野島という場所までやってきた。龍興もなぜか同じ河野島までやってきた。土地的に見ると両軍ともにすぐに攻めるのは難しい場所だ。これは睨み合いが続くか?早く水が引いてくれるといいのだが。



翌日、川の流れを見た瞬間兵たちは気を失いかけていた。昨日よりも水量が増えている。もう後戻りができない。しばらくは待機せざるを得なかった。



8日後、段々水が引いてきた。これでは美濃攻めどころではない。早く帰ろう。龍興はきっとここで攻めるなんてことは考えないだろう。


「分が悪い。帰城するぞ!」

「応!」


これで撤退しなかったら兵糧とかもまずくなるからな。水が引いている今のうちに撤退しよう。


「逃がすか!追え‼」


げっ。こういう時に限って龍興の判断はいいのかよ。


「あっ、馬が…。」


藤吉の馬が敵の弓に射抜かれた。


「藤吉、俺の馬に乗れ!早く!」

「利家殿、すまぬ!」

「礼を言ってる場合か。飛ばすぞ!」


急いで逃げないと。奴らは多分最後の勝機だと思って攻めてくるだろう。


「グワー!」「やめてくれ!」


後ろでは次々と兵が死んでいく。クソっ!こんな目に合うはずでは…。


「ヒヒーン!」

「「えっ?」」


まじか。馬に矢が刺さっている。こいつはもう持たない。っと思った次の瞬間、俺の体は宙に浮いた。


「捕まれ!」


この声は佐久間殿だ。しっかり腕を握ったら馬の後ろに強制的に座らされた。佐久間殿、意外に腕力が強い。


「佐久間殿、申し訳ございません。」

「お主のせいじゃない!全ては天の定めよ。天の定めには敵わぬのよ。」


天の定めか。珍しく佐久間殿の言っていることが正しい気がした。


「おーい!助けてくれ!」

「藤吉!…チッ!これじゃあ藤吉は…。」


この馬にもう1人乗せると馬は重さに耐えられないだろう。すまぬ、藤吉!と思っていたら、


「藤吉郎!大丈夫か?」


この声は丹羽長秀様だ。


「丹羽様!助かりましたぞ。」

「丹羽様、一体なぜここに?」

「お館様のもとにいない佐久間殿を心配して来てみたのじゃ。しかし藤吉郎。この借りどうやって返してくれるかな?」

「…今後の美濃攻めの時にお返しいたします。」

「そうか。…これは流木?」


本当だ。木が流れてきている。危ないな。


「佐久間様!お館様がお呼びです!利家殿は拙者の馬を使ってくだされ。」


誰かは知らんが馬を貸してくれるというのでご厚意に甘えることにする。


「かたじけない。ありがたく使わせていただくぞ。」


この負け戦。忘れないぞ…。



~孫四郎視点~


「そうですか。そんなに酷い戦だったとは…。」

「もしかしたら織田家にとって恥すぎる戦だったから後世に伝えられなかったのかもな。」


あれ盗み聞きしてました?まあいいや。


「そんな戦いで1か所も怪我を負わないなんてやっぱり父上はすごいです。」

「痛たたた…。」


言った直後から隣の家から悲鳴がする。秀吉様、怪我をしちゃったのかな?


「あいつは普通に肉を痛めただけよ。」


つまり前世の筋肉痛か。なーんだ。


「いつになったら美濃攻めは終わるのかな。」


1年ぐらいで終わりますよ。とは言えなかった。。


河野島の戦いは信長公記などには詳しく書いてないんですよ。ということで私なりのオリジナルな戦いにしました。ギリあり得そうであり得ない、そんな感じの戦いになっちゃいましたが…。


佐久間信盛は今作ではあまり頭が使えない系で使おうと思います。信盛ファンの皆さんにはごめんなさいという気持ちでいっぱいです。


そしてもう1人の丹羽長秀は後々重要な役を持つようになります。どんな役になるかは後々のお楽しみということでお待ちください。


最初の方はどんどん新しい人が出てきますが中にはそんなに役立たずで終わってしまう人もいるかもしれないのでその人物が好きな人には申し訳ないのですがこれは私が考えた作品ですのでご理解とご協力をお願いします。

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