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前田利長に転生したので織田・豊臣の世で無事生き残れるように尽力します!  作者: Nagamasa N
第一章 孫四郎立志編

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5 前田・木下合同訓練

本日2話目です。お願いします。

今は永禄9年3月である。最近思っていること。それは『織田信長の家臣になりたい』ということだ。そうすればいずれ加賀国や能登国を父から受け継ぐ時によく治めるヒントが得られるかもしれないからだ。(まだ父は家督さえ受け継いでいないけど)どうやったら信長に認められるようになれるのか父に尋ねてみたら「幅広い知識と一流の作法、それから武芸を身に着けることが大事だな。」と言われた。今の僕には全部足りない。作法って何?お茶の作法なら知ってるけど。


「と言う訳で母上。作法とは何でございましょうか?」

「作法というのは簡単に言えば当たり前のことができるという意味だね。今の孫四郎ならすぐに身に付くと思うよ。」

「当たり前ですか。」


当たり前がまた難しい。僕の時代と戦国時代じゃ絶対違うからね。


「母上!髪飾りをどこかに落としてしまいました!」


姉の幸がやってきた。髪飾り?廊下に落ちてるよ。


「それならそこにありますよ。姉上。」

「え、あ、本当だ。ありがとう、孫四郎!」


当然のことをしたまでです。なんて言おうと思ったけどそれは恰好付けだね。横を見ると母が頷いていた。


「うんうん。孫四郎は観察力があるね。多分孫四郎に今、必要なのはその人が何を考えているかをわかることだね。」

「他人の気持ちですか?」

「そう。例えば道を歩いている兵士の人が困っていたら何に困っているかとか。」


これはむずいぞ。出来るかな?とりあえず周りの人で試してみるか。



夕方になると村井長頼さんが屋敷にやってきた。今、彼は何を考えているんだろう。


「ん?これは孫四郎様。一体どうしましたか?」

「今、長頼さんが何を考えているか考えています。」

「ほう。して答えは?」

「秀吉様が父上を呼んでいます。と父上に伝えなきゃ!ですか?」

「当たりです。まあいつも来ているから簡単ですよ。」

「長頼さんじゃ簡単だったか…。」

「うーん。なんだかよくわかりませんがお役に立てず申し訳ありません。」

「別に長頼さんは悪くないですよ。早く父上に伝えてきてください。」


僕がそういうと長頼さんは殿!と大声で叫んだ。その時父上はまつ!幸!孫四郎!と呼んできた。何だろう?



「出かける準備をするぞ。」


あ、あれね。大体1年ぐらい一緒にいるからわかってきたよ。


「あいつがこの時間に呼ぶということはあれしかないだろう。な?まつ。」

「はい。食材も用意してあります。」


楽しみだな~。



30秒で移動すると既にお鍋の準備ができていた。やっぱりね。3月とはいえまだまだ尾張国は寒い。とはいっても北陸や北海道よりはマシだと思うけど。今でも寒いんだったら金沢で生活する時どうなっちゃうんだろう?


「いらっしゃい!今日は鍋だよ!」

「そうだと思って野菜やきのこをたくさん持ってきました!」


流石です、母上。僕だったら絶対食べよって思ってやってきて食べるだけで帰っちゃうからね。


「おっと兄上。そろそろ具の入れ時ですよ。」

「本当だ。流石は小一郎。おいらの弟だ!」


小一郎と呼ばれたこの男が秀吉様の弟の秀長様だ。秀吉様と同じぐらい、いやそれ以上に気配りができる人だ。


「さ、2人も手伝いな。藤吉だけに無理をさせるわけにもいかないからな。」

「まだまだおいらも若いっての!」

「手伝います!秀吉様!」

「僕にも役目を下さい!」

「じゃあ幸は野菜を孫四郎には肉を入れてもらおうか。」

「「はーい!」」


思わず子供のような身振りを見せちゃったな。まあいいか。この体は子供だし。



「出来たぞ~~~!」


秀吉様、子供みたいです。それが面白いんだけど。


「器には私がよそいます。」

「私も手伝うよ。」


母上とねね様が2人で器に入れてくれている。僕もって言いたいけど身長がまだ低いからな。多分100cmあるかないかぐらいだよ。とすると運ぶの手伝うか。



手伝いが終わった後にようやく皆で合掌をする。


「いただきます!」


早速お肉を一口。うん。おいしいね。切ったのは父上、入れたのは僕。これが親子で作るってことなのかな?


「今の皆が思っていることはわかります。」

「何だと思う?」

「おいしい!ですよね?」

「当たり前だろ!みんなで作ったんだから。」


父上がそう言うと皆口々に、


「そうそう。」「そうじゃなかったらおかしいじゃん!」「何だそんなことか。」


と言った。だよね。楽しい。この人生やっぱり楽しいよ。今まではこんなに楽しいことはなかった。ずっとずっと幸せに暮らしたいなあ。



数日後


今日は朝から木下家に遊びに来ている。いや、遊ぶというよりは特訓かな?木刀を振っている木下兄弟を見ながら今何を考えているかを当ててみることにする。


「秀吉様は今ねね様にお茶を頼もうとしている。」

「正解だ!ねね!茶を持ってきてくれ!」


あ、それはNGワード。横を見ると秀長様も表情には出していないけどわかっているね。


「秀長様は秀吉様に対してこの言い方じゃねね様がキレると感じている。」

「な、なんでわかった?」

「だいぶコツをつかんだんです。」


そう。心理学とかじゃないけど大体人間の行動ってわかりやすいということがここ数日間でわかったことだ。


「お前様!そんな言い方じゃ入れないよ!」

「ごめんなさい!では持ってきてくださいませ。おねね様。」

「そこまで丁寧じゃなくていいけど。ってどこにいった?お前様!」


秀吉様は木に登っている。あっかんべーってやってねね様を挑発している。あ~あ。もうこれは終わったね。


「ここにいたか孫四郎。こりゃあ朝から大変だなあ。」


あ、父上だ。ちょうどいい。当ててみよう。


「はい。今の父上は知―らねと思っている。」

「お、応。…ってよくわかるなあ。」

「朝の木下家が一番勉強になるかもです。」

「後はそこからどういう行動をすればいいかを考えてみな。それが出来ていたらお前は立派な家臣になれるぞ。」

「わかりました。」


本当かなってこの時は思っていた。



1か月後


父上や母上、木下家の皆と頑張った結果ようやく父上に作法を手に入れたと言ってもらえた。うーん。正直実感がないんだけどね。

絶対あり得ないだろって思った人もいるかもしれませんが私的には木下家と前田家の仲の良さから考えたらこんな話があっても思ったよりは不自然じゃないんじゃないかなって思って作ってみました。

あんなに書いても2500字いかないんだ…。ちょっと字数が薄すぎますね。でもこれがNagamasa流と思ってもらえればいいのかもしれません。

さて明日もまた短めの話です。でも明日は2話上げたら私の頭が混乱するのでしばらくは1話で投稿を続けます。

ではまた明日の20時にあげますね。おやすみなさいませ。

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