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前田利長に転生したので織田・豊臣の世で無事生き残れるように尽力します!  作者: Nagamasa N
第三章 孫四郎危機編

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31 姉川の戦い

姉川の戦いは完全オリジナルです。


今日はたくさん投稿します。

この作品をランキング上位に載せたいです!

そのためには皆様のご協力が必要です。

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もし今日のランキングで上位に載ったら明日以降も毎日投稿を続けます。約束します。

どうか、どうかポイントをこの作品に下さい。

そうじゃないと今日で投稿が終わってしまうかもしれません…(メンタル崩壊寸前)

6月19日、いよいよ近江に向けて出陣した。その日のうちに長比城に着くと中で半兵衛先生とまだ中学生ぐらいの子供に出迎えられた。

「信長様、お久しぶりでございます。」

「久しいな、半兵衛。そこの者が堀秀村か。今後秀吉のもとについてもらうぞ。」

「ははっ。」

堀秀村に関してはよく知らないが先生が認める人ということは今後活躍する人かもしれない。

「それで半兵衛。今の状況は?」

「はい。先日―」

先生の話が長かったので自分なりにまとめるとこんな感じだ。堀秀村が寝返り樋口直房が先生の手によって暗殺された結果、ここ長比と苅安尾城が織田家の物になった。さらにこの戦次第で寝返る人もさらに出てきそうだとのことだ。それを伝えた後、先生は秀吉様の下へ戻った。本当に先生が樋口という人を暗殺したのかな。現場にいなかったからよくわからないけど普段の先生の様子からしたら絶対あり得ないと思うんだけどね。


21日には信長様から小谷城下を焼き払うように各々に伝達された。正直関係ない人が住む城下を燃やす気になんてなれないけどやらないと敵に自分たちがどれぐらいの勢力であるかを伝えられなかったり兵糧を少しでも減らせないらしいからやるしかないらしい。僕が加賀国の長になったら絶対民をこんな目に遭わせない。そう決意した。


翌日になるとさらに延焼しているのがよくわかった。心が痛い。そんな中信長様は一旦撤退すると言ってきた。こんなに燃え広がっている中で放火したまま逃げ出すなんて前世だったら犯罪だよ。…そういえば火攻めしている時の信長様ってニヤニヤしているね。何でだろう?


織田軍軍議

無事に撤退したので一旦作戦を考えることにした。

「さて浅井をどうやって誘き寄せようか?」

「はい!」

秀吉様、うるさいです。急に大声立てないでよ。

「何だ、秀吉。」

「よこや―」

「わかった。五郎左と西美濃三人衆は横山城を包囲せよ。後の者は俺についてこい!いいな?」

何でこんなに早くわかったの?秀吉様も驚いているね。

「殿、なぜ言う前にわかったのでございますか?」

「事前に半兵衛に聞いておいたのだ。時短のためな。早く準備をしろ!」

「ははっ!」

だったら話す前に言ってあげなよ。じゃあ僕も鉄砲隊の皆と一緒に移動の支度をしますか。


24日、我らは竜ヶ鼻に到着した。ここで家康様と合流が出来た。少し疲れたので休憩しようかなと思ったらその家康様になぜか呼び出された。何か悪いことしたかな…。いや待てよ。その前に何で僕のこと知ってるの?そんなことを思いながら徳川陣へ向かった。

「失礼いたします。前田孫四郎利長でございます。」

「お、孫四郎殿か。ささっ、入られよ。」

久しぶりに見た家康殿はまだあまり体形が変わっていなかった。いつ太るんだろう?…相手に失礼だ。

「先日はわが恩師、信長様を助けて下さったことを厚くお礼する。この通りじゃ。」

僕なんかに頭を下げないでくださいよ。…初代将軍様に頭を下げられたよ。ど、どうすればいいの?

「か、顔を上げてください。私よりも家康様の方があの時は活躍なさってではないですか。」

「いやいや。信長様の命を狙う無礼者を一発で討った孫四郎殿の方が某よりも活躍していると思うぞ。」

僕そんなに活躍したかな。確かに今の僕の得意な武器は鉄砲で狙い撃ちがかなり出来るけど。

「そしてこれはそのお礼の品じゃ。小五郎!持ってこい。」

何だろう。…この包みって。

「開けてごらん。」

あ、これは僕の大好物だ。

「まさか私が好きな物を把握していたのですか?」

「え、其方もお饅頭が好きなのか。いや、初めて知ったぞ。この年頃で喜ぶのは何かと思って買っただけなのじゃが。」

「ありがとうございます!このような物を頂けて感服しております。これからもよろしくお願いします、家康様。」

頭を下げてお礼を言う。多分、この人も信用できる人だ。仲良くしておいて損はしないと思う。


28日、いよいよ決戦が始まろうとしていた。朝早くに我ら織田軍は野村というところへ、徳川軍は三田村というところへ向かった。そして卯の刻半に浅井勢が我らに攻めてきたところで戦いは火札を切った。


「浅井軍は意気揚々と我らに向かってきております。」

松右衛門さんが報告してくれた。

「大丈夫。そうなることも考えて信長様は13段の構えをしているのだから。」

13段の構えとはその名の通り自軍を13列に分けて陣を組むという感じだ。

「磯野員昌隊が来ました!」

すごいな。兜を見ただけで今報告した佐々兵の人は誰だかわかったらしい。

「よし。鉄砲隊構え!」

佐々様の号令で皆鉄砲を構えた。

「撃て!」

次の瞬間には雑兵たちは皆撃ち殺されていった。磯野と呼ばれた男はたまたま上手くよけきった。

「員昌!退け!織田の連中よ。この弓削家澄が相手よ!」

「弓削殿、そんなことをしたら…。」

「撃て!」

ドドドドドドン!

恐ろしい。弓削と言われた男はあっという間に穴だらけになって倒れた。その間に磯野は本陣の方へ退いていった。

「まだまだ!次はこの今村氏直が相手よ!」

「撃て!」

僕は何を見せられているんだろう。目の前であっという間に敵将が殺されていく。これ、長篠だったっけ?と思わせるぐらい鉄砲だけで武将を討ち取っていく。ん?あの旗印は…。

「佐々様!あれは浅井長政では?」

「本当だ。あいつら迂回して信長様を狙おうと…。」

「でも後ろにも秀吉様が率いる鉄砲隊がいるので大丈夫だと―」

「サルには任せられん!行くぞ!」

ちょっと。勝手な行動は駄目でしょうが。僕たちは残ろう。いざという時のために。


~秀吉視点~

「皆構えろ!浅井長政をここで討つ!」

まさか佐々隊を迂回してくるとはな。でもおいらたちを舐めるんじゃないぞ!

「撃て!」

あれ?当たらない…。もうよけ方を習得しているのか?

「我こそは浅井政澄。鉄砲など我には効かぬ。かかってまいれ!」

「この蜂須賀小六が相手しよう。」

これは一騎打ちかと思ったらほんのわずかな間に小六殿は浅井政澄を討ち取っていた。名乗りながら殺しちゃ駄目でしょ、小六殿。多分相手は文官だったにしても弱すぎると思う。周りの兵たちも流石に情がないと小六殿を叱っている。

「あの浅井政澄は長政の叔父。これで秀吉殿の武名も高まりますね。」

へえ、そうなんだ。って多分それは…。

「それは小六殿がだろ?半兵衛殿。」

と突っ込んだその時だった。

「浅井長政が撤退する模様!」

「本当か?よし、一旦本陣に戻るぞ!」

これは大勝利じゃないか?浅井家臣はほとんど討ち取られていった。よし、いよいよ浅井も滅亡か?


~長政視点~

さっきまで一緒にいたはずの叔父上も家澄も皆討ち取られていった。

「なぜだ。なぜこんなに家臣を失わねばならぬ…。」

「今村殿も弓削殿も政澄様も皆、殿を思って逝ったのです。あなたは生き残らねば…。」

直経の言うとおりだな。俺は生き延びて見せる。ここで死んだ皆のためにも。

「逃がすな!鉄砲隊、構え!」

何だ?子供の声?と思った次の瞬間、

「撃て!」

撃たれた…。弾が8発?おかしい。そんなに出る鉄砲なんて国友には売ってなかったぞ。

「ヒヒーン!」

「う、馬が…。」

あの小僧め。なかなかやるじゃないか。…と言っている場合じゃないな。下手したら死ぬぞ。

「殿、某の馬を使いなされ。」

直経がそう言った。ん?

「直経はどうするんだ?」

「某は信長の首を取ってから帰ります。さらばです。殿!」

は?…ってそんなこと思ってる場合じゃない!

「直経!戻れ!戻るんだ!」

直経まで失うのか…。嫌だ。全てあの親父のせいだ。あの日、親父が余計なことを言わなければ反織田になんてならなかったはずなのに…。


~孫四郎視点~

「当たらなかったですね。」

「でも長政の馬には当たりましたよ。決着はまた今度かな。」

僕としてはこんな戦を少なくとももう一回やらなくちゃいけないんだという悲しみと大量に銃で撃ちまくった解放感が半々ぐらいで感じていた。この解放感は火を見ている信長様と同じでサイコパスだよね。

「戻りましょう。深追いは禁物です。」

これで戦が終わる。


本陣に戻ると皆、戦の感想を伝えあっていた。

「信長様、敵将の首を討ち取ってきました。」

足軽が信長様に向かって近づいていったその時だった。

「待った!その男は遠藤直経。浅井長政の家臣だ!」

半兵衛先生が叫んだと同時に僕も銃を持って構えて撃った。

「ウッ。…でも手首が痛いだけだ。」

僕はわざと急所から離れたところを撃った。

「遠藤直経殿。これであなたは剣が持てなくなりました。もしも何か敵に関する情報を言ってくだされば命だけはお助けしましょう。」

「孫四郎!いったい何を―」

「遠藤直経は長政の腹臣。きっと何か重要なことを知っているはずです。何か言うことはありませんか?」

信長様の言葉を遮った。直経は暫く考えた後こう言った。

「命乞いをするつもりはござらん。しかしこれだけは言わせてもらいたい。長政様は決して好んで信長殿を攻めているわけではござらぬ。全ての主犯は久政様だということは知っておいてほしい。」

「わかりました。…どうしました?逃げないのですか?」

「ここで逃げては武士の恥。ならば敵に撃たれて死ぬのみ。」

かっこいい。…でもそんな人を逆に殺せないよ。長政殿、貴方の家臣は皆いい人ばかりだ。そんな人を殺すなんて…。

「孫四郎、お前が殺れ。」

信長様…。

「さあ撃つのです。孫四郎殿、貴方はお優しい。あの時殿を撃ったのも貴方でしょう?この腕だったらわが主も一発で仕留められたはず。なのに殺さなかったということは―」

ばれてた。僕は気づいてしまったんだ。あの時に長政殿は本心で戦っているわけじゃないと。

「私はそんな善者じゃありません。あなたの事さえ助けられなかったのですから。」

「正直なことを言っていいですか。手から血が出て痛いのです。早く楽にしてください。」

申し訳ない。でもここで殺さなくちゃいけないんだ。すまない、直経さん。

ダーン!


「敵将!遠藤直経の首、討ち取ったり!」


その後の話によると家康様も朝倉を無事に撃破できたようである。…正直僕は恐怖で震えていた。何でこの時代では殺し合いは当たり前なんだろう…。

「此度の論功者は孫四郎じゃな。弓削、今村、遠藤直経と有力家臣を3人も討っている。後で褒美をやろう。」

あ、そうか。前田鉄砲隊がやったことはまとめて僕の手柄になるんだね。

「ありが―」

「で、伝令!戦況を聞いた横山城が開城したとのこと!」

お礼を言う前に来ないでよ。…横山城が落ちたということは浅井領が南北に分断されたと言うことだ。

「わかった。秀吉。其方はしばらく横山城に入れ。後の者は一旦帰るぞ。」

この戦は僕の心の成長のために必要だったのかもしれない。毎度恐れていたらいつか自分がやられてしまう。いつか戦乱の世が終わるまでは心を鬼にしなければならない。

衝撃の戦いになってしまったかもしれません。

孫四郎のデビューして2戦目がこんなことになるなんて…。


次はどこの時代の投稿をするかまた1時間ほどお待ちください。

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